マイクロソフト、インドに30億ドルのAI投資を発表

[The Daily Star]マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は火曜日、同社は今後2年間でインドの人工知能(AI)とクラウドインフラに30億ドルを投資する計画だと述べた。

世界で最も人口の多い国である中国は、ここ数年、米国のテクノロジー大手が自社サービスの新たなユーザーを見つけ、新たな人材プールを活用しようとしていることから、AIの重要な戦場となっている。

ここ数カ月、エヌビディアのジェンスン・フアン社長やメタの主任AI科学者ヤン・ルカン氏を含むトップ幹部がインドを訪問している。

ナデラ氏は火曜日、30億ドルの投資には新たなデータセンターの設置も含まれると述べた。

「インドは急速にAIイノベーションのリーダーとなりつつあり、国中に新たな機会をもたらしている」とナデラ氏は語った。

「本日発表するインフラとスキルへの投資は、インドをAIファーストにするという当社の取り組みを再確認するものであり、インド全土の人々と組織が広く恩恵を受けられるようにするのに役立つだろう」。AIの世界的な普及により、マイクロソフトの主要クラウドサービスの売上が伸びており、ナデラ氏のリーダーシップのもと、クラウドサービスは同社の事業の中核となっている。

この発表は、マイクロソフト社長のブラッド・スミス氏が、同社が今年度AIに800億ドルを投資する予定であると述べたわずか1週間後に行われた。

スミス氏によると、マイクロソフトは今年、AIデータセンターの構築、AIモデルのトレーニング、そして世界中でのクラウドベースのアプリケーションの展開に約800億ドルを投資する予定だという。

同氏はオンライン投稿で「米国は、特にその強みをさらに強化し、国際的に効果的に提携すれば、この新たな技術の波の最前線に立つ態勢が整っている」と述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250108
https://www.thedailystar.net/business/news/microsoft-announces-3b-ai-investment-india-3794301