[The Daily Star]農業普及局(DAE)は、寒波が続く間はボロ稲の苗を移植しないよう農家に勧告した。
この警告は、同国が今日から寒波に見舞われると予想され、乾季の米であるボロの栽培に影響を及ぼし、畑のジャガイモやマスタードへの害虫被害のリスクが高まる中で発せられた。
気象庁は今月初め、数日間寒波が続くと予報した。
DAEは、506.9万ヘクタールで乾季型主食品種の栽培を確実に行い、今年度中に226万トンの米を生産することを目標としていると、DAEのフィールドサービス部門責任者であるサルカー・シャフィ・ウディン・アハメド氏は述べた。
ボロの生産量は2023-24年度に前年比1.45%増の2億1000万トンとなった。
乾季に生産されるボロ米は、年間米生産量の約55%を占め、12月から1月にかけて栽培され、主に5月に収穫される。
DAE傘下のプロジェクトであるバングラデシュ農業気象情報サービス(BAMIS)は勧告の中で、日中に日光が当たる場合は霧から苗木を守るために透明なポリエチレンで苗木を覆うよう農家に提案した。
さらに、寒波が続く間は毎朝畑から水を抜く必要があります。BAMIS は、苗が水面より上になるように、管井戸水を使用することを推奨しています。
DAEは、苗木が疫病(作物に深刻な被害を与える可能性のある細菌性疾患)に罹患する可能性があると述べた。
病気を抑制するために殺菌剤と散布を使用することを推奨しています。
同庁は、悪天候により、バングラデシュで最も広く消費されている野菜の一つであるジャガイモや、主要な油糧種子であるマスタードにも害虫が発生する可能性があると述べた。
バングラデシュ気象局(BMD)は昨日の天気予報で、全国の天候は主に乾燥した状態が続き、一時的に部分的に曇りとなる可能性が高いと述べた。
深夜から朝にかけて全国的に中程度から濃い霧が発生し、明日まで続く可能性があるという。
Bangladesh News/The Daily Star 20250109
https://www.thedailystar.net/business/news/dont-transplant-boro-seedlings-during-cold-spell-dae-3795131
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