[Financial Express]ダマスカス、1月9日(AFP):シリア北部マンビジ地域で、空爆で支援されたトルコの支援を受けたグループとクルド人主導の部隊との戦闘で木曜日に37人が死亡したと戦争監視団が発表した。
米国は水曜日、NATO同盟国トルコがクルド人戦闘員に対する攻撃を激化させないよう、シリアにおけるトルコの懸念に対処するよう取り組んでいると発言したが、最新の戦闘の報告はそれにもかかわらず起きた。
シリア人権監視団の戦争監視団は、「マンビジ郊外で、過去数時間にわたり(クルド人主導の)シリア民主軍と(トルコが支援する)国民軍の間で激しい戦闘が起こり、トルコの航空支援も受けた」と報告した。
「攻撃による暫定的な死者数は37人」で、そのほとんどはトルコの支援を受けた戦闘員だが、シリア民主軍(SDF)戦闘員6人と民間人5人も死亡したと、英国を拠点とするシリア人権監視団はシリア国内の情報源網を通じて明らかにした。
監視団は、先月以来マンビジ郊外での戦闘で少なくとも322人が死亡したと述べた。
米国の支援を受けるシリア民主軍(SDF)を率いるマズルム・アブディ氏は水曜日、同組織は「シリア領土の統一と一体性」を支持すると述べた。AFPに宛てた文書でアブディ氏はシリアの新政権に対し、「シリア全土で停戦が実現するよう介入する」よう求めた。
アブディ氏の発言は、先月末に行われたクルド人指導者とダマスカス当局との「前向きな」会談を受けてのものだ。
11月27日にイスラム主義主導の反政府勢力が攻撃を開始し、わずか11日後にシリアのバッシャール・アル・アサド大統領が打倒されるのと同時に、シリア北部のトルコが支援する勢力はSDFとの戦闘を再開した。
親アンカラ派グループは、米国主導によるマンビジ地域での停戦確立の努力にもかかわらず、アレッポ県北部のクルド人が支配するマンビジとタル・リファアトを制圧することに成功した。その後も戦闘は続き、犠牲者が増え続けている。
米国のアントニー・ブリンケン国務長官は水曜日、トルコはシリア国内のクルド労働者党(PKK)戦闘員について「正当な懸念」を抱いていると述べ、同国における「外国人テロ戦闘員」の撤退を含む解決策を求めた。
「これはある程度の時間がかかるプロセスだ。その間、シリアで起きているすべての前向きな出来事とは全く相容れないのが紛争だ。我々はそうした事態が起きないよう全力を尽くす」とブリンケン氏はパリで記者団に語った。
Bangladesh News/Financial Express 20250110
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/syria-clashes-leave-37-people-dead-1736436589/?date=10-01-2025
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