[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は水曜日、米ドルと国債利回りが低下したため上昇し、市場参加者は連邦準備制度理事会の金利戦略の手がかりを求めて米国のインフレデータを待っている。
金現物は11時07分時点で0.4%上昇し、1オンス当たり2,687.59ドルとなった。米国の金先物は1%以上上昇し、2,710.00ドルとなった。
ドル指数は0.2%下落し、他の通貨保有者にとって金の魅力が増した。指標となる10年国債の利回りも低下した。
米国の消費者物価指数(CPI)データは13時30分(GMT)に発表される予定。ロイターの調査では、12月のインフレ率は前月比0.3%で推移し、前年比は11月の2.7%から2.9%に上昇すると予想されている。
サクソ銀行の商品戦略責任者、オーレ・ハンセン氏は、市場は消費者物価指数(CPI)データが利下げにどのような影響を与えるかを待って待機しており、一方でドナルド・トランプ大統領の就任が近づいていることで市場の不確実性が高まっており、それが金にいくらかの支援を与えていると述べた。
同氏は、CPIデータが予想外に低ければ、「市場は依然として利下げの道を歩んでいると確信するだろう」とし、市場は今年の利下げをゼロから1回と織り込んでいると述べた。
銀現物は0.6%上昇して1オンス当たり30.07ドル、プラチナは0.5%上昇して939.50ドル。パラジウムは1.3%上昇して950.89ドル。
Bangladesh News/Financial Express 20250116
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-firms-as-dollar-yields-slip-us-inflation-data-looms-1736954511/?date=16-01-2025
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