キューバ、米国のテロリストから除外され囚人553人を釈放へ

[Financial Express]ハバナ、1月15日(AFP):キューバは火曜日、米国が共産主義国をテロ支援国家リストから外すと発表したことを受けて、囚人553人を釈放すると発表した。

ホワイトハウスはこれに先立ち、ジョー・バイデン大統領がキューバをリストから外し、同国で投獄されている抗議活動家らを釈放する合意に達したと発表していた。

この措置は、2021年の最初の任期の最終日にキューバのテロ指定を復活させた共和党のドナルド・トランプ氏が来週大統領に復帰した後に覆される可能性が高い。

「評価は完了しており、キューバをテロ支援国家に指定することを裏付ける情報は持っていない」とバイデン政権の高官は記者団に語った。

キューバは今回の動きを「正しい方向」への一歩として歓迎したが、1962年以来の米国の制裁が依然として続いていることを嘆いた。

外務省はその後、「さまざまな犯罪」で投獄されていた553人が釈放されると発表した。

キューバは、燃料、食糧、医薬品、電力の不足を特徴とする数十年で最悪の経済危機の原因は米国の封鎖にあると非難している。

停電と食料価格の高騰に追い込まれたキューバ国民数千人が2021年7月、全国で路上に出て「私たちは飢えている」「自由を!」と叫び、政府にとってここ数年で最大の挑戦となった。

キューバの人権問題に取り組んでいるメキシコを拠点とするNGO団体「フスティシア11J」によれば、抗議活動の後1,500人以上が逮捕され、そのうち600人が昨年12月現在も刑務所に収監されている。

ハバナはワシントンが主導したと非難したこの抗議活動で1人が死亡、数十人が負傷した。


Bangladesh News/Financial Express 20250116
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/cuba-to-free-553-prisoners-after-removal-from-us-terror-list-1736953959/?date=16-01-2025