BSC、火災で損傷した船2隻をスクラップとして5億タカで売却へ

BSC、火災で損傷した船2隻をスクラップとして5億タカで売却へ
[The Daily Star]バングラデシュ海運公社(BSC)は、火災で損傷した2隻の石油タンカー「バングラ・シュラブ」と「バングラ・ジョティ」を付加価値税(VAT)と税金を含めて5億5600万タカで処分することを決定した。

この金額は、チッタゴンを拠点とする船舶解体業者マスターが提示した。 この決定は、火曜日に海運省で開催されたBSC取締役会の第323回(臨時)会議でなされた。

BSCは昨年12月5日にこの点に関して国際入札を実施し、2025年1月6日を入札締め切りとしていた。

BSCのマネージングディレクター、マフムドゥル・マレク提督はデイリー紙に対し、入札プロセスには約16社が参加し、そのうち15社が応じたと語った。

マスター 船舶解体業者に売却される予定のタンカーは1987年にデンマークで建造され、海上での船舶間の燃料移送作業に特化してカスタマイズされた。

これらのタンカーは、イースタン・リファイナリー・リミテッドが輸入した原油の軽質化に従事していた。これらのタンカーは、外側の錨地に停泊していた大型タンカーから港のドルフィン桟橋に原油を移し、製油所の施設で荷降ろししていた。

バングラル・ジョティ号は昨年9月30日、港のドルフィン桟橋で燃料を降ろしている最中に爆発による火災が発生し、乗船していた3人が死亡した。

バングラル・シュラブ号は昨年10月5日、港の外側の停泊地で船舶間の燃料移送を終えた後に火災に見舞われ、1人が死亡した。

商船員らによると、両船は2015年までに運航不能となったが、BSCは代替船を購入できなかったため、引き続き使用していた。

最新の年次報告書によると、タンカーの売却後、国営海運会社は2018年と2019年に中国で建造された船舶5隻を保有することになる。


Bangladesh News/The Daily Star 20250116
https://www.thedailystar.net/business/news/bsc-sell-two-fire-damaged-ships-scrap-tk-50cr-3800111