金はFRBの利下げ観測で3週連続上昇へ

[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は金曜日に5週間ぶりの高値付近で堅調に推移し、3週連続で上昇する見通し。今週初めに発表された米国のインフレデータにより、連邦準備制度理事会が今年さらに金利を引き下げる可能性があるとの見方が高まったためだ。

金現物は、0332 GMT時点で1オンス当たり2,715.09ドルで横ばい。金地金は今週これまでに約1パーセント上昇している。

米国の金先物は0.1%下落し、2,746.90ドルとなった。

木曜日、米国の経済指標が相次ぎ国債利回りにさらなる圧力をかけたため、金価格は1%以上上昇し、12月12日以来の高値を記録した。

ムンバイのケディア・コモディティーズ取締役のアジャイ・ケディア氏は、今週のインフレ指標が利下げ期待に沿ったものとなったことを受けて、金はドル安に支えられていると述べた。

ケディア氏は「サポートは2,694ドルとみており、2,720ドルを下回れば価格は2,770ドルに向かって上昇するだろう」と述べた。

米連邦準備制度理事会(FRB)のクリストファー・ウォーラー理事は、米経済指標がさらに弱まれば、今年3~4回の利下げがまだ可能だと述べた。

水曜日の12月のインフレデータ発表と木曜日のウォーラー総裁の発言を受けて、FRBによる追加利下げへの期待が高まった。

銀現物は0.1%上昇して1オンス当たり30.82ドルとなり、今週は1%以上上昇し、3週連続で上昇した。

パラジウムは0.1%下落して939.53ドルとなり、今週は約0.9%下落した。プラチナは0.5%上昇して936.90ドルとなったが、11月以来最悪の週となり得る中で約3%下落した。


Bangladesh News/Financial Express 20250118
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-poised-for-third-weekly-gain-on-fed-rate-cut-bets-1737126781/?date=18-01-2025