【Financial Express】ラジシャヒ(Rajshahi)の絹工場は27日、15年の閉鎖を経て、部分的に生産を再開した。
バングラデシュ絹開発庁(BSDB)は、今後45日間で63台中少なくとも5台の折り機を稼働させる計画だ。
BSDBは全ての折り機を段階的に稼働させる。すでに絹の生産と桑の栽培を加速させるため、3200万タカ(4360万円)を割り当てた。
63台の折り機をすべて稼働できれば、年間28万7千メートルの絹布が生産される。BSDBのアニスル・ホク・ブイヤン事務局長は話した。
工場復活に向けた動きは地域のあらゆる関係者に大きな希望を生み出し、刷新を祝う式典が催された。
地元選出のファズレイ・ホサイン・バドシャ議員が正式に稼働を再開した。
バドシャ氏は今後6カ月で工場が完全稼働することに期待を示す。
工場閉鎖は地域の人にとって非常に残念な事だったとバドシャ氏。工場の全面再開後は地域の人が多数雇用されるだろうと話した。
外部からここを訪れた人にラジシャヒシルクの本当の姿を見せられるように、バングラデシュ養蚕研究研修所の隣にモデル工場が作られる予定だ。
BSSによれば、この工場は1961年、市内セロイル(Seroil)地区の15.5ビガの土地に建てられたという。
1996年、当時のアワミ連盟政府が約1千万タカ(1363万円)をかけて工場を近代化した。
だが、2002年11月30日、工場は慢性的な赤字により閉鎖した。
Bangladesh News/Financial Express Nov 28 2017
http://thefinancialexpress.com.bd/trade/rajshahi-silk-factory-resumes-operation-1511871536
翻訳:長谷川
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