インド、今年100万トンの砂糖輸出を許可

[Financial Express]ムンバイ/ニューデリー 1月19日 (ロイター) - インドは今シーズン、砂糖100万トンの輸出を許可する予定だと政府や業界筋が明らかにした。世界第2位の砂糖生産国である同国が余剰在庫を輸出し、国内価格の上昇を抑えるのが目的だ。

製糖工場が世界市場で100万トンの砂糖を販売する許可が出れば、世界の砂糖価格にさらなる下落圧力がかかる可能性がある。

政府はまもなく砂糖100万トンの輸出を許可する正式命令を出す予定だと、メディアに話す権限がないとして匿名を希望した情報筋が語った。

輸出を許可するという決定はここ数週間憶測されていたが、今年の生産量が8年ぶりに消費量を下回ると予想されていることから、一部の貿易業者にとっては驚きとなっている。

マハラシュトラ州、カルナタカ州、ウッタル・プラデーシュ州は、インド全体の砂糖生産量の80%以上を占めているが、これらの州でのサトウキビ収穫量の減少により、貿易会社は現在の2024~25年シーズンの生産量予測を引き下げている。


Bangladesh News/Financial Express 20250120
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/india-to-allow-10m-tonnes-of-sugar-exports-this-year-1737300603/?date=20-01-2025