ウォルトンの取締役が配偶者と娘に60億タカ相当の株式を贈与

[The Daily Star]ウォルトン・ハイテク・インダストリーズPLCのスポンサー取締役の一人であるSMレザウル・アラム氏は、現在の市場価値で総額61億タカ相当の株式を「贈与」により娘と配偶者に譲渡している。

ウォルトン氏は昨日、ダッカ証券取引所(DSE)のウェブサイトに掲載された情報開示の中で、2024年6月時点で同社の株式12.87%を保有するレザウル氏が、地元の電子機器大手の株式606万株を娘のロシュミ・ルヒ氏に譲渡する意向を表明したと述べた。

彼はまた、同数の株式を妻のファヒマ・フスナに譲渡することにも関心を示した。

両氏はウォルトンの一般株主であり、開示によると、株式は2025年1月20日から30営業日以内に取引所の取引システム外で贈与の形で譲渡される予定である。

この贈与は、昨日のDSEにおけるウォルトン株1株当たり503.8タカの終値で、金銭的に合計61億タカの価値がある。

ウォルトンの株価は昨日、前日の510.30タカから1.27パーセント下落した。

レザウル氏が贈与により娘と配偶者に株式を譲渡するのは今回が2度目となる。

昨年12月3日の同社の開示によれば、彼はまた、娘と配偶者にそれぞれウォルトンの株式606万株を譲渡していた。

レザウルは、2024年6月30日時点でウォルトンの株式を4番目に多く保有していた。副会長のSMアシュラフル・アラム氏の保有株数は21.59%で最も多く、次いで会長のSMシャムスル・アラム氏の19.81%、マネージングディレクターのSMマブブル・アラム氏の17.79%となっている。

ウォルトンの2023-24年度年次報告書によると、この電子機器メーカーは3億2900万株を保有しており、スポンサーは2024年6月30日時点で株式の98.15%を保有していた。

レザウルは2023年6月末時点で3.90億株を保有しており、これはウォルトン・ハイテックの総株式数の12.87%を占めている。

DSEでのウォルトン氏の開示情報によると、同氏は以前に保有株の一部を売却していた。

ウォルトンは利益が73%増加し、前年の78億2,670万タカから1,35億6,520万タカに上昇したと発表した。


Bangladesh News/The Daily Star 20250123
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/waltons-director-gifting-tk-600cr-shares-spouse-daughter-3806146