ブラジルの牛肉、トランプ関税の見通しに安堵

ブラジルの牛肉、トランプ関税の見通しに安堵
[Financial Express]サンパウロ、1月23日(ロイター):ブラジルの牛肉会社は、米国の牛肉在庫が少なく、これらの輸出品にはすでにかなりの関税がかかっていることから、ドナルド・トランプ大統領の政権による潜在的な新たな関税による打撃は受けないと予想している。

ブラジル牛肉輸出協会ABIECのロベルト・ペローザ会長は水曜日のインタビューで、年間6万5000トンの割当量を超えたブラジルの牛肉輸出は、米国に入る際にすでに26.4%の関税が課せられていると語った。

同氏の発言は、トランプ政権の保護主義的な言辞にもかかわらず、世界最大の牛肉輸出国であるブラジルが引き続き米国の主要供給国であり続けることを示唆している。

ブラジル企業は昨年、13億ドル相当の牛肉製品を米国に輸出した。

「米国は畜産サイクルに関して困難な時期を迎えており、少なくとも今後2年間は(その状況が)続くだろう」と、米国で事業を展開するJBSやマルフリッグなどの企業を代表する強力な牛肉ロビー団体を率いるペローザ氏は述べた。

ペローザ氏は貿易データを引用し、ブラジルは昨年、米国に生牛肉と加工牛肉約23万トンを輸出したが、これは2023年より約66%増加しており、その大半が高額な関税を支払ったと述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20250124
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/brazils-beef-cos-breathing-easy-over-trump-tariffs-prospect-1737656670/?date=24-01-2025