[The Daily Star]バングラデシュ冷蔵倉庫協会(BCSA)は、同国の農家を財政破綻から守るため、政府にジャガイモの輸入を停止するよう要請した。
BCSAのモストファ・アザド・チョウドリー・バブ会長は1月22日付けの商務省宛ての書簡の中で、2025年にはジャガイモ栽培地が大幅に増加し、前年比で約50パーセント増加すると述べた。
そのため、2025年にはジャガイモの生産量が1200万トンに達すると予想されています。
また、この手紙には、農家の生産コストが1クグあたり18~20タカであるにもかかわらず、ジャガイモは現在1キログラム(クグ)あたり13~14タカで販売されているとも記されていた。
この状況で塊茎が輸入されれば、価格がさらに下落し、ジャガイモ農家にとって悲惨な状況が生まれるだろうと書簡は述べ、農家が将来的にジャガイモの栽培を躊躇するようになるだろうとも付け加えた。
これは月曜日に発行された官報に続くもので、国税庁はこれを通じて、ネパールとブータンからのジャガイモの輸入を、さらに9つの税関を通じて容易にすることを決定した。
これまで、ジャガイモの輸入は4つの税関のみで許可されていた。
この制度は3月まで有効です。
昨年12月、収穫前の2月から4月にかけての在庫が通常より減少する中、塊茎の価格が1キログラム当たり80タカという過去最高値に達したとき、商人たちはこのような取り組みを訴えた。
しかし、それ以来ジャガイモの価格が全国的に急落しており、農家は豊作のさなかにこの制度が今導入されると莫大な損失につながるのではないかと懸念している。
この国のジャガイモの年間需要は850万トンから900万トンの間であるが、収穫量は約1060万トンに上る。
24年度には15万トンの塊茎がインドから輸入された。
Bangladesh News/The Daily Star 20250124
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/cold-storage-owners-call-suspend-potato-imports-3806911
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