ガザ住民が北へ帰還

ガザ住民が北へ帰還
[Financial Express]ガザ、1月27日(ロイター/BBC): 武装組織ハマスがイスラエル人女性人質アルベル・イェフド氏と他の人質2名の引き渡しに同意したことを受けてイスラエルが検問所を開設し、数万人のパレスチナ人が月曜日、ガザ地区北部に通じる主要道路に沿って移動を開始した。

パレスチナ自治政府の当局者は、検問所が開通してから最初の2時間で約20万人がガザ北部に戻ったと述べた。

テレビ映像には大勢の人が移動する様子が映し出されており、目撃者によると、ガザ中心部の最初の検問所が午前7時(グリニッジ標準時午前5時)に開設され、最初の住民が早朝にガザ市に到着したという。もう1つの検問所は午前9時に開設される予定だった。

国境検問所が開通するというニュースが流れると、避難民となった何千もの家族が避難所やテント村で歓声を上げた。

「寝ずに、朝日が昇ると同時に出発できるよう荷造りして準備万端です」と5人の子供の母親であるガダさんは語った。「少なくとも私たちは家に帰れるので、戦争は終わったと言えるし、このまま平穏が続くことを祈っています」と彼女はチャットアプリを通じてロイター通信に語った。

停戦合意の条件によれば、ガザ北部の住民は週末に帰還する予定だったが、イスラエルはハマスが民間人人質のイェフドを解放せず合意に違反し、国境を閉鎖したままにしたと述べた。

カタールの仲介者は日曜遅く、ハマスが金曜日までにイェフド氏と他の人質2人を解放することに合意し、イスラエルはそれと引き換えに月曜朝からパレスチナ避難民がガザ北部に戻ることを許可すると述べた。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は日曜日、ハマスがイェフド氏、兵士アガム・ベルガー氏、およびもう1人の人質を解放することを確認した。


Bangladesh News/Financial Express 20250128
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/gaza-residents-return-north-1737993147/?date=28-01-2025