UAEのトップ企業がバングラデシュへの投資を計画

UAEのトップ企業がバングラデシュへの投資を計画
[The Daily Star]アラブ首長国連邦(UAE)の二大企業、アブダビ港湾グループ(年次開発計画G)とマスダールは昨日、バングラデシュの港湾開発、管理、物流、および再生可能エネルギー部門への投資計画を提出した。

年次開発計画Gの最高経営責任者アフマド・イブラヒム・アル・ムタワ氏とマスダールのアジア太平洋地域開発投資責任者ファティマ・アルマドローム・アルスワイディ氏は、ジャムナ迎賓館で首席顧問ムハマド・ユヌス教授を訪問し、投資提案書を提出した。

これらの企業のうち、再生可能エネルギー企業であるマスダールは、海岸沿いの埋立地に5億ドルを投資し、250メガワットの太陽光発電プロジェクトを立ち上げることを提案した。

「バングラデシュはビジネスの準備が整っている」と主任顧問は投資提案を評価しながら語った。

「皆さんの仲間を連れてきて、好きなだけ工場を建ててください」と彼は付け加えた。

年次開発計画Gは、アラブ首長国連邦のDPワールド、デンマークのAPモラー・マースク、サウジアラビアのレッドシー・ゲートウェイ・ターミナルに続き、1週間足らずでバングラデシュの港湾管理に興味を示した4番目の大手港湾取扱・物流会社である。

アブダビに拠点を置く同社は、チッタゴン港湾局との合弁事業の下、コンテナターミナルや多目的ターミナル、その他の施設の資金調達、運営、保守を通じて、提案されている3つのベイターミナルのうちの1つを開発することに関心を示している。

同グループの最高経営責任者(CEO)アル・ムタワ氏は、バングラデシュ当局の歓迎姿勢を称賛し、この投資がバングラデシュの港湾における船舶の往来増加に役立つことを期待していると述べた。

マスダールの地域投資責任者アルスワイディ氏は、同社はバングラデシュに新しいアイデアを紹介することに非常に協力的だと語った。」

バングラデシュ駐在UAE大使アブドラ・アリ・アルムディ氏は、ドバイ首長からの招待状を首席顧問に手渡し、2月にUAEで開催される「世界政府サミット」に出席するよう求めた。

首席顧問の高官ハリルール・ラーマン氏やSDG問題担当上級秘書のラミヤ・モルシェド氏なども同席した。

さらに、UAEのアルムディ大使率いる7人からなる代表団は昨日、首都にある事務局を訪問し、海運顧問のM・サカワット・フセイン准将(退役)を訪問した。

代表団にはADポート・グループのCEO、アフマド・イブラヒム・アル・ムタワ氏も含まれていた。

海運顧問は、UAEのアブダビ(AD)港湾グループに対し、モングラ港のインフラ開発に投資するよう要請した。

海運省が発表したプレスリリースによると、顧問は、国内第2位の海港であるモングラ港が地域の貿易拠点に生まれ変わると述べた。

水路、道路、鉄道インフラの発達により、この港から国内のさまざまな地域へ物資を容易に輸送することが可能になったと彼は語った。

「同時に、この港の利用は、ネパール、インド、ブータンといった近隣諸国にとって大きな可能性を秘めている。こうした状況において、ADポートグループを含む国内外の投資家は、モングラ港に優れた投資機会を持っている」とアドバイザーは述べた。

プレスリリースによると、代表団メンバーは顧問の提案を歓迎し、ADポートグループがチッタゴンやモングラを含むバングラデシュのさまざまな港のインフラ開発への投資に関心を持っていることを会議で伝えた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250129
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/top-uae-firms-plan-invest-bangladesh-3810921