[The Daily Star]国際刑事裁判所(ICT)の逮捕状が出ている人物の多くがバングラデシュ国外におり、当局は赤色通告の発行にあたりインターポールの支援を求めていると、内務顧問のジャハンギル・アラム・チョウドリー陸軍中将(退役)が昨日述べた。
同氏はダッカの河川警察本部を訪問した後にこの発言をした。
「法廷は逮捕状を発行しており、国内で逮捕している。しかし、主要被告の多くは国外にいる」と彼は語った。
「逮捕状が発行されているが、我が国の法執行機関は海外在住の個人を直接逮捕することはできない。我々は隣国と犯罪人引き渡し条約を結んでいるので、彼らを連れ戻す努力をしている」と彼は語った。
訪問に同席した警察長官バハルル・アラム氏は、「我々はICT事件の一部の容疑者に対して赤色通告を出すようインターポールに要請した。手続きは進行中で、通告が出されれば、ホスト国の警察は行動する道義的義務を負うことになる」と述べた。
頻繁な道路封鎖により公共生活が妨げられていることについて、内務顧問は不満を表明し、抗議活動家らに適切な手段を使うよう促した。
「メディアはこうした混乱を取り上げるべきだ。当局が行動を起こすと、警察は過去のやり方に戻っているという非難が出てくる」と彼は語った。
顧問は抗議者に対し、道路を封鎖するのではなく、適切な手段を通じて不満を伝えるよう促した。
ジャハンギル・アラム氏は、法執行機関はより人道的なアプローチを目指して改革を進めていると指摘。「警察は15年前よりも責任感が強くなっている。市民との交流を改善するために訓練プログラムが改訂されているが、制度的な変化には時間がかかる」と語った。
訪問中、彼は2013年に設立されたにもかかわらず、河川警察の人員不足と必要な船舶の不足を認めた。
「バングラデシュは河川国家であるため、河川警察の役割は極めて重要だ。しかし、資源の制約により、その効果は限られている」と同氏は述べ、水路での犯罪増加に対するより強力な対策の必要性を強調した。
Bangladesh News/The Daily Star 20250206
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/interpol-moved-issue-red-notices-those-who-fled-country-home-adviser-3817046
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