[The Daily Star]国連はロヒンギャ危機への対応でバングラデシュを支援することを約束していると、アントニオ・グテーレス国連事務総長は、今年後半に予定されているミャンマーのロヒンギャ・イスラム教徒とその他の少数民族に関する国連国際会議について議論する中で述べた。
この声明は昨日、ロヒンギャ問題および優先課題に関するバングラデシュの主席顧問の高官であるハリルール・ラーマン博士とニューヨークで会談した際に出された。
約8万人のロヒンギャ族がバングラデシュに入国し、すでに同国に居住する100万人以上の人々に加わることから、国連総会は会議開催を全会一致で決定した。
現在、ラカイン州の80%以上がアラカン軍によって支配されており、危機はさらに複雑化している。
会談中、ハリルール氏は、地域の平和と安全を脅かし続けているロヒンギャ危機の持続可能な解決には国際的な行動が緊急に必要であると強調した。
同氏はグテーレス事務総長に対し、会議が早期かつ永続的な解決に向けた具体的な措置を採択するよう国際社会を動員するよう求めた。
彼は、悪化する外部資金調達状況についてアントニオ・グテーレス氏の注意を喚起し、十分な資金を確保するために自身の影響力を行使するよう促した。
グテーレス氏はロヒンギャ危機の解決策を見つけるという国連の決意を再確認し、これらの取り組みのための資金確保への支援をハリルール氏に約束した。
ハリルール外相はまた、アントニオ外相に対し、バングラデシュがムハマド・ユヌス首席顧問の指導の下で進めている改革の取り組みについて説明したほか、国連平和維持活動におけるバングラデシュの役割強化の必要性も強調した。
グテーレス事務総長はダボスでユヌス氏と最近会談したことを振り返り、バングラデシュの改革努力に対する強い支持を改めて表明した。
Bangladesh News/The Daily Star 20250209
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/rohingya-crisis-un-chief-pledges-mobilise-aid-3818911
関連