世界とテクノロジーのリーダーたちがパリサミットでAIの課題に取り組む

[Financial Express]パリ、2月10日(AFP): 政治およびハイテク業界のリーダーらが月曜日、2日間にわたる人工知能(AI)サミットにパリに集結し、世界中のビジネスと社会を一変させる革命的な技術について共通の立場を見出そうとした。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領とインドのナレンドラ・モディ首相が共催するこのサミットは、急速に発展するテクノロジー分野で世界各国が主導的な役割を担おうと競い合う中、新興分野を統治するための基礎を築くことを目的としている。

フランスの首都パリの豪華なグラン・パレで月曜日に開催される会議には約1,500人のゲストが参加し、AIの可能性とAIがもたらす課題について概説する講演やパネルディスカッションが行われる予定。

米国のJ・D・ヴァンス副大統領や中国の張国清副首相などの政治指導者らが、オープンAIのサム・アルトマン代表やグーグルのサンダー・ピチャイ最高経営責任者らと顔を合わせる予定だ。1900年の万国博覧会のために建てられたこの大ホールのガラスと鋼鉄のドームの下には、世界中の言語を話す男女がスーツ姿で集まった。

スクリーンやジオデシックドームが備え付けられた広大な空間の周囲に設けられたスタンドで、選ばれた企業、学者、非営利団体が AI を使った取り組みを披露していた。

あらゆる種類の自然言語プロンプトに応答できる開けるAIのチャットボットチャットGPTの登場から2年が経ち、「人工知能は大きな希望と、時には誇張された恐怖の両方を煽ります」とマクロン大統領のAI特使アンヌ・ブーベロ氏はサミットの開会の辞で来賓に語った。

彼女は、これまでは少数の先進国に限定されていたAI開発に、より多くの国々が参加するようになる「転換点」を約束した。

また、資源とエネルギーを大量に消費する技術の「持続可能な開発」も議題に上がっている。

「AIが気候変動の緩和に役立つことはわかっているが、現在の軌道が持続不可能であることもわかっている」とブーベロ氏は述べた。マクロン大統領は日曜日、人工知能の利点と、この分野におけるフランスの取り組みを大々的に宣伝していた。

同氏はテレビのインタビューで、フランスで今後数年間に人工知能に1090億ユーロ(1130億ドル)を投資すると発表した。

同氏はさらに、これは「フランスにとって、米国が『スターゲイト』で発表したものと同等だ」と付け加えた。スターゲイトとは、チャットGPTの開発元であるオープンAIが主導する5000億ドル規模の米国のプログラムだ。


Bangladesh News/Financial Express 20250211
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/world-tech-leaders-grapple-with-ai-challenges-at-paris-summit-1739206523/?date=11-02-2025