ハシナ政権が捜査を妨害

[The Daily Star]ジャーナリスト夫婦サガール・サルワールさんとメヘルン・ルニさんの殺害事件の捜査はシェイク・ハシナ首相率いる政府の高官らによって妨害されたと、原告側の主任弁護士モハメド・シシル・マニル氏が昨日述べた。

「13年経っても殺人事件の謎は解明されていない。これは州レベルでの大きな失敗だ」と、最高裁判所で記者団に語った。

同氏は、現政権は高等裁判所の指示のもと、この事件を調査するために強力な特別調査チームを結成しており、同調査チームは4月4日までに報告書を提出する予定であると述べた。

「特別捜査班の職員らは、遺族や弁護士を含む関係者と連絡を取り、科学的、法医学的証拠を検証した。我々の知る限りでは、大きな進展があった」と彼は語った。

シシル・マニール氏はまた、過去にも捜査プロセスが妨害されたと述べた。また、善意と有能な人材の不足により、過去13年間にわたり捜査を完了できなかったとも付け加えた。

「この間、重要な証拠や書類が紛失しており、捜査はさらに困難になっている。それでも、当局が高等法院に信頼性があり受け入れ可能な報告書を提出することを期待している」と弁護士は述べた。

記者会見で、メヘルン・ルニ氏の兄弟でこの事件の原告であるナウシェル・アラム・ローマン氏は、ハシナ政権が殺人に関与していると非難した。

しかし、サガールさんとルニさんの息子メグさんは、「今回は希望の光が見えています。何か良いことが起こるといいですね」と語った。

マースランガTVのニュース編集者サガール氏とATNバングラの上級記者ルニ氏は、2012年2月11日、西ラジャバザールに借りていたアパートで、当時5歳の息子メグ君が家にいたときに殺害された。

ナウシャー容疑者は容疑者の名前を明かさずに、シェール・エ・バングラ・ナガル警察署に事件を提出した。

DRUが抗議活動を展開

ダッカ記者団は昨日、最後通牒を発し、3月2日までに調査報告書を提出するよう要求した。提出しない場合は、首席顧問官邸の包囲を含む、より厳しい措置を取ると脅した。

DRU前での集会で演説したアブ・サレハ・アコン会長は、この事件の正義を求める覚書を内務省に提出すると述べた。

集会に参加したジャーナリストのリーダーらはまた、政府に対し、殺人事件が起きた2月11日を「ジャーナリスト保護の日」と宣言するよう求めた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250212
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/hasina-govt-obstructed-probe-3822051