ボルダー料金紛争によりブリマリ陸上港を通じた対外貿易が減速

ボルダー料金紛争によりブリマリ陸上港を通じた対外貿易が減速
[The Daily Star]バングラデシュで2番目に大きい陸港であるラルモニルハットのブリマリ陸港を通じたインドとブータンからの石材や玉石の輸入は、価格紛争のため2月1日から停止されている。

しかし、インドやブータンからの果物、ドロマイト粉末、石膏、バングラデシュからのジュート、衣類、ビスケットなど、他の品物の輸出入は、ペースは遅いものの継続している。

石材や玉石の輸入が止まったため、石材の積み下ろしや玉石の粉砕作業に従事していた約2万5000人の労働者が失業に陥った。

さらに、約500台の石材破砕機がまだ稼働していない。

バングラデシュ陸上港湾局と税関職員は、ブリマリ陸上港の事業の80%が石材輸入に依存しており、他の製品の取引はわずか20%を占めていると述べた。

インドとブータンからの石材輸入が停止したため、かつては賑わっていた陸上港は現在ほとんど活動していないようで、政府の収入は1日あたり約1500万タカ減少している。

ブリマリにあるバングラデシュ陸上港湾局の副局長メヘディ・ハサン氏はデイリー・スター紙に対し、2月1日まではインドとブータンから毎日平均1万トンの丸石と800トンの砕石が輸入されていたと語った。

平均して、輸出品を積んだトラック80~100台が毎日バングラデシュからインドに向けて出発した。

しかし、現在その数は45~50台に減少している。同様に、インドやブータンからは毎日100~120台の荷物を積んだトラックが到着していたが、その数も現在50~60台に減少している。

「価格紛争のため、ブリマリ陸上港の輸入業者は石材を輸入しておらず、貿易に悪影響を及ぼしている」と同氏は述べた。「両国の輸入業者と輸出業者は毎日協議しているが、まだ解決策は見つかっていない。」

ブリマリ陸上港の石材労働者アニスール・ラーマン氏は、石材破砕機1台につき20~30人の労働者が雇用されており、労働者1人当たり1日500タカの収入があると語った。

「岩石不足のため粉砕機が動かず、失業者が出ている」と同氏は述べ、約1万3000人の労働者が石の粉砕に従事していると付け加えた。

ブリマリの荷積み・荷降ろし作業員マミヌル・イスラム氏は、約1万2000人の労働者が石材を中心に商品の取り扱いに従事していると語った。

「失業のせいで私たちは大変な状況にある。生きていくためには借金をしなくてはならない」と彼は付け加えた。

ブリマリ陸上港の石材商ヌール・イスラム氏は、1日当たり26万~28万立方フィートの石材需要があると語った。国内のさまざまな地域の請負業者や商人が彼らから石材を購入している。

彼は、1トンの巨石から24立方フィートの砕石が生産されると付け加えた。毎日、1台の破砕機で15~20トンの巨石が処理されている。

「私は石を砕く機械を4台持っているが、輸入停止のため2月1日から停止している」と同氏は付け加えた。「請負業者や取引業者に石を供給することができない」

ラルモニルハットの地方行政技術局(LGED)請負業者であるシャー・アラム氏は、輸入停止によりブリマリ陸上港での石材価格が1立方フィート当たり20~25タカ上昇したと語った。

「2月1日以前は、1立方フィートあたり110~115タカで石を買っていました。建設に石が必要なので、今はもっと高い値段で買わざるを得ません。」

Cの会長ファルク・ホセイン「価格を下げるよう要請したにもかかわらず、インドとブータンの輸出業者は何の行動も起こさなかった。これが岩石の輸入停止につながった」と彼は語った。

「われわれが石材を輸入していないため、インドの輸入業者もバングラデシュからの商品の輸入に興味を失っている」と同氏は付け加えた。「われわれは問題解決に向けて協議を続けている」


Bangladesh News/The Daily Star 20250213
https://www.thedailystar.net/business/news/boulder-rate-row-slows-external-trade-through-burimari-land-port-3823046