サイバーセキュリティ企業セイルポイントのIPOで米国株式市場は13億8000万ドルの利益

[Financial Express]ロイター通信によると、セイルポイントは木曜日、ニューヨークでの新規株式公開の価格を市場予想価格の上限の21~23ドルに設定し、アイデンティティセキュリティ企業と売却株主のために13億8000万ドルを調達した。

テキサス州オースティンに本社を置く同社と親会社のトーマ・ブラボーは、1株当たり23ドルで6000万株を売却し、非公開化から2年以上を経て米国株式市場に上場する前にセイルポイントの評価額を126億ドルとした。

セイルポイントとトーマ・ブラボーは当初、1株当たり19ドルから21ドルの価格で5000万株を売却する予定だった。

セイルポイントの株式市場への復帰が好調に評価されれば、3月のIPO市場を前に待望の追い風となり、今後数カ月で上場を目指す企業に好材料となる可能性がある。

今のところ、IPO市場は、株式公開を目指す企業が通期業績の確定作業に取り組んでいるため、2月の季節的な小休止に向かっている。

「2月の落ち込みの後、3月以降は銘柄が増えるとみている」と、新規株式公開(IPO)前の調査やIPOに特化したETFを提供するルネッサンス・キャピタルのシニアリサーチアナリスト、ニコラス・スミス氏は述べた。

約1660億ドルの資産を管理するトーマ・ブラボーは、2014年にセイルポイントを買収し、3年後に株式を公開した。

セイルポイントは2017年から2022年までニューヨーク証券取引所で取引され、その後トーマ・ブラボーが69億ドルで再買収した。

この売り出しの主幹事はモルガン・スタンレーとゴールドマン・サックスだった。

新規株式公開(IPO)のためにウォール街の銀行19行を起用したセイルポイントは、木曜日に「SAIL」のシンボルでナスダックでの取引を開始する。


Bangladesh News/Financial Express 20250214
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/cybersecurity-firm-sailpoints-ipo-raises-138b-in-us-stock-market-return-1739468483/?date=14-02-2025