[Financial Express]プレトリア、2月15日(AP通信):南アフリカの白人の一部は土曜日、ドナルド・トランプ大統領への支持を表明し、プレトリアの米国大使館に集まり、自国政府による人種差別の被害者であると主張した。
数百人の抗議参加者は「トランプ大統領に感謝」と書かれたプラカードを掲げ、南アフリカ政府が制定した白人少数派を差別する人種差別的な法律を批判するメッセージを掲示した。
多くは、トランプ大統領が1週間前に黒人主導の南アフリカ政府への援助と支援を削減する大統領令で重点的に取り上げたアフリカーナー社会の出身者だった。
トランプ大統領は大統領令の中で、主にオランダ植民地入植者の子孫である南アフリカのアフリカーナー族が、政府による私有地の収用を認める新法の標的になっていると述べた。
南アフリカ政府は、新法が人種と関係していることを否定し、国と法律に関するトランプ大統領の主張は誤報と歪曲に満ちていると主張している。
トランプ大統領は、法律上は土地が収用されていないにもかかわらず、大統領令で「人種的に不利な立場にある土地所有者」とされているアフリカーナーから土地が収用されていると述べた。トランプ大統領はまた、アフリカーナーに米国で難民の地位を与える計画も発表した。アフリカーナーは南アフリカの白人少数派の一部にすぎない。
南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領は今週の議会演説で、白人少数派によるアパルトヘイト制度とそれ以前の数百年にわたる植民地主義の下で何百万人もの黒人が財産を奪われてきたことを受けて、南アフリカではいかなる人々を土地から強制的に追い出すことは二度と許されないと述べた。
「この国の人々は強制移住の苦痛を知っている」とラマポーザ大統領は述べた。同大統領は、土地法は土地の恣意的な収用を認めておらず、公共の利益のために再分配できる土地のみを対象としていると述べた。
トランプ政権による南アフリカへの批判と処罰は、黒人多数派を抑圧してきた何世紀にもわたる白人少数派による統治の誤りに対処するための動きをめぐる同国での長年のジレンマを浮き彫りにした。
政府によれば、この土地法は、南アフリカの人口のわずか7%を占める白人が農地の大半を所有しているという不平等を公平に解決することを目的としている。
Bangladesh News/Financial Express 20250216
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/white-south-africans-victims-of-racism-1739640372/?date=16-02-2025
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