ダッカ演劇祭、「安全上の懸念」により中止

[Financial Express]あらゆる準備を整えていたにもかかわらず、ダッカ・メトロポリタン演劇祭は「一団の個人からの脅迫」により中止になったとBDニュース24が報じている。

ダッカ・メトロポリタン劇場評議会議長タンドゥ・ライハン氏によると、この決定は安全上の懸念から下されたという。

同氏は同通信社に対し、「予期せぬ事態に直面し、皆様の安全を考慮し、たゆまぬ努力と愛情をもって企画した私たちの愛する演劇祭の延期を発表せざるを得なくなりました」と語った。

このフェスティバルは、土曜日の午後 5 時にダッカのナタック サラニにあるマヒラ サミティ講堂で開幕する予定だった。夜には、独立戦争を題材にした劇「ペイエル・アワズ・パワ・ジェイ」が上演される予定だった。フェスティバルの 3 つのステージでは、85 の劇団がそれぞれ 1 本の劇を上演する予定だった。

主催者らは、金曜の夕方に一団の人々がマヒラ・サミティにやって来て、祭りに異議を唱えたと述べた。彼らは祭り会場を襲撃するとも脅した。

フェスティバル組織委員会のカマル・アハメド事務局長は同通信社に対し、「金曜日の午後、バングラデシュ・マヒラ・サミティの責任者から、ラムナ警察署が電話で演劇フェスティバルの中止を要請したと知らされた」と語った。

「私たちは祭りの委員会を代表して、ラムナ警察署のOC(担当警官)に連絡を取りました。夕方、私たちはOCのオフィスで彼に会い、祭りの詳細を伝えました。」

この演劇祭が警察の承認を得たものかどうかとの質問に対し、カマル氏は「私たちは劇場で上演する演劇について警察の許可は得ていません。外国の劇団は公演しません」と答えた。

同氏は、話し合いの末に警察が安全を保証し、安全支援を求める申請書が提出されたと述べた。

しかし主催者らは、警察署での集会の知らせを聞いた後、「興奮した人々」がやって来て、マヒラ・サミティの敷地内にあった祭りの飾りを撤去したと述べている。

通信社は事件について調べるため、マヒラ・サミティの役員数名に話を聞いた。匿名を条件にこの件についてコメントすることに同意した者はいなかった。


Bangladesh News/Financial Express 20250216
https://today.thefinancialexpress.com.bd/metro-news/dhaka-theatre-festival-suspended-due-to-security-concerns-1739642659/?date=16-02-2025