[The Daily Star]米証券取引委員会は、インド当局に対し、証券詐欺と2億6500万ドルの賄賂計画の疑いでアダニ・グループ創設者ゴータム・アダニ氏とその甥に対する捜査への協力を要請したと、火曜日の裁判所への提出書類で明らかになった。
規制当局はニューヨーク地方裁判所に対し、創業者とその甥のサガール・アダニ氏に訴状を送達する努力をしており、そのためにインドの法務省に支援を求めていると述べた。
両名とも米国では拘留されておらず、現在はインドにいる。
「SECはハーグ送達条約に基づき支援を要請した」と裁判所への提出書類で述べた。
アダニ・グループとインド法務省はロイターのコメント要請に直ちには応じなかった。
先週、ナレンドラ・モディ首相はワシントン訪問中にドナルド・トランプ米大統領とアダニ事件について話し合わなかったと述べ、記者団に対し、首脳間で話し合われたことのない個別の問題だと述べた。
インドの野党であるインド国民会議派はアダニ氏の逮捕を求め、モディ首相が過去に同氏をかばったり、取引で優遇したりしたと非難した。モディ首相の政党とアダニ氏は容疑を否定している。
昨年、ブルックリンの連邦検察官は、アダニがインドの当局者に賄賂を贈り、アダニ・グループの子会社であるアダニ・グリーン・エナジーが生産した電力を購入するよう説得したとして起訴状を公開した。
さらに、同氏はその後、同社の汚職防止策について安心させるような情報を提供し、米国の投資家を欺いたと付け加えた。アダニ・グループは、この告発は「根拠がない」とし、「あらゆる法的手段」を講じると誓った。
アダニ・グリーンは1月、米国の起訴状を審査するために独立した法律事務所を任命したと発表した。
Bangladesh News/The Daily Star 20250220
https://www.thedailystar.net/business/news/us-sec-seeks-indias-help-adani-fraud-probe-3828866
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