[The Daily Star]司法制度改革委員会は、司法の透明性を確保し、腐敗を防止するために、最高裁判所、下級裁判所の裁判官とその職員に3年ごとに財産明細書を義務的に開示することを義務付ける条項を含む11の勧告を提案した。
委員会は2月5日に351ページに及ぶ最終報告書を首席顧問に提出した。
シャー・アブ・ナイーム・モミヌール・ラーマン判事が率いる改革機関は、最高裁判所と下級裁判所の補佐役と職員の財産の詳細を最高裁判所と地方裁判所のウェブサイトで3年ごとに公表することを勧告した。
同委員会は最高裁判所に裁判官に対する苦情箱を設置するよう最高司法評議会に提案した。また、国民が電子的に苦情を申し立てるための専用メールアドレスを提供することも勧告した。
さらに、委員会は、下級裁判所の裁判官に対する汚職疑惑を調査するため、最高裁判所の裁判官で構成された3人からなる主要委員会を設置することを提案した。
全ての裁判所の役員と職員に同様の苦情箱と電子メールアドレスを設けることを提案した。
委員会は受け取った申し立てを3か月ごとに検討し、これに関して決定を下す予定です。
また、司法における汚職を防止するために苦情処理制度を導入するよう勧告した。
改革委員会は、司法における汚職や不正行為につながるいくつかの要因を特定した。その中には、裁判官、弁護士、裁判所職員、法律助手、警察官、捜査官の説明責任の欠如などが含まれる。
報告書は、弁護士や訴訟当事者がアクセス可能な訴訟原因リストの維持管理における職員の無責任さ、裁判所敷地内にサービスを提供する情報センターの不在、および関係する利害関係者による日々の労働時間の不十分な活用を指摘した。
さらに、報告書は、さまざまな裁判所事務所に市民憲章や証明書が掲示されていないこと、バングラデシュ弁護士会が弁護士間の透明性を促進していないこと、国営弁護士に対する監督が不十分であること、従業員の監督制度に欠陥があること、苦情処理の仕組みや苦情箱が存在しないことを指摘した。
Bangladesh News/The Daily Star 20250221
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/judges-should-disclose-wealth-every-3-years-3829856
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