再生可能エネルギー部門・労働人口第6位

バングラデシュは2013年、再生可能エネルギー関連の労働人口が世界6位に増加した。調査によると、スペインと同等の規模になるようだ。

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の報告によると、バングラデシュで太陽光発電している家屋の数は、ここ10年で2万5000戸から280万戸にまで急増している。

ソーラーパネルの売買は約11万4000件の仕事を創出して、バングラデシュの人々を支えた。太陽光エネルギー関連の仕事は、2011年から2013年までに約二倍に増えたという。

2013年9月現在、住民の62パーセントが全国送電網にアクセスしているにもかかわらず、ソーラーパネルの設置率増加が予想される。2009年に電力部からのデータによれば、わずか47パーセントの人だけが送電網にアクセスしていた。

太陽エネルギーの普及は、より大きな送電網を造る必要になる。

株式会社インフラ開発会社(IDCOL)最高責任者Mahmood Malikは、バングラデシュの家電用ソーラーシステムの人気が高まることによって仕事が増えると語る。IDCOLの家電用ソーラーシステムは、国で5万件の環境関連の仕事を生み出していると、彼はいう。そして、プログラムを中心にして後方連関産業が強く発展したと、付け加えた。

IDCOLは、世界銀行から財政援助を受けて2003年にプログラムを開始した。「新興国から途上国にシフトする上で、主に製造とバリューチェーンで風力と太陽光テクノロジーの使用を継続してきた」と、IRENA報告で述べた。

太陽光発電と風力発電は、現存する再生可能エネルギー技術の中で最も精力的なテクノロジーです。レポートによると、太陽エネルギーは世界の650万件の再生可能エネルギー関連の仕事の内2012年に570万件、2013年に230万件を占めた。

中国は現在、260万人のいる再生可能エネルギー部門で最大の雇用主だ。2013年に行われた13ギガワットのソーラーパネルの設置は、世界中の太陽エネルギーを中国に集結させた。中国の太陽光発電のバリューチェーンでは、その年160万人を雇用した。

ブラジルは、2番目に大きな環境関連の仕事を生み出しているとともに2013年に再生可能エネルギーの仕事に89万4000人を雇用している。

アメリカ合衆国は、62万5000件の再生可能エネルギーの仕事で3番目に入った。大部分は、太陽光、風力、バイオ燃料が仕事を占めた。

インドは、環境エネルギーの仕事で約40万人を雇用した。

ドイツは多少の失業者数で苦しんだにもかかわらず、ヨーロッパに対して優位なままだ。2013年の最新の統計では、同国には37万1000人に環境関連の仕事があることを示している。

スペインは、再生可能エネルギーを開拓したが経済危機によって失敗した。そして、政策転換に反して就職率にダメージを与えた。同国は、環境エネルギーの仕事で11万4000人を雇用した。

しかし、2008年から2012年まで再生可能エネルギー部門で約2万3700件もの仕事を失った。