[Financial Express]ロンドン 25日 ロイター: 国際金融協会(IFI)が25日発表した報告書によると、世界の債務残高が年末時点で過去最高の318兆ドルに達し、経済成長が鈍化する中、世界の債務対GDP比は昨年、2020年以来初めて上昇した。
世界の債務の7兆ドルの増加は、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待で借入が急増した2023年の増加額の半分以下だ。しかしIIFは、財政赤字の拡大が続く場合、いわゆる債券監視団が政府を罰する可能性があると警告した。
「特に政治情勢が極度に二極化した国々において、財政収支に対する監視が強化されていることが近年の特徴となっている」とIIFは述べた。
英国では財政政策に対する市場の反応により、2022年にリズ・トラス首相の短命な任期が終了し、フランスでも同様の圧力により昨年ミシェル・バルニエ首相が失脚した。
債務返済能力を示す指標である債務対GDP比は、95兆ドルの政府債務水準がインフレと経済成長の鈍化と衝突したため、1.5ポイント上昇して328%に近づいた。
IIFは、世界経済政策の不確実性が前例のないほど高まり、借入コストが依然として高いことから、今年の債務増加は鈍化すると予想していると述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20250226
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/global-debt-marches-to-record-high-1740505642/?date=26-02-2025
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