[Financial Express]東京、3月1日(AFP):日本は土曜日、過去30年以上で最大規模の山火事との戦いを繰り広げた。この山火事により1人が死亡し、1000人以上が避難を余儀なくされた。
消防庁によると、岩手県北部の大船渡市の山林で水曜日に火災が発生して以来、炎はおよそ1,200ヘクタール(3,000エーカー)に広がったと推定されている。
同庁の広報担当者はAFPに対し、「被害地域の規模はまだ調査中だが、1992年に北海道釧路市で発生した山火事以来、最大規模だ」と語った。
この火災は1,030ヘクタールを焼き尽くし、これまでの記録となった。消防局によると、全国から約1,700人の消防士が動員された。
NHKの空撮映像には、白い煙が立ち上って山全体を覆っている様子が映っている。地元警察は木曜日に、焼けた1人の遺体を発見した。
大船渡市によると、金曜日の時点で近隣住民1,000人以上が避難し、80棟以上の建物が被害を受けた。
火災の原因は不明のまま。土曜日には山梨と岩手の各所でさらに2件の火災が発生した。
2023年には日本全国で約1,300件の山火事が発生し、空気が乾燥して風が強まる2月から4月に集中した。政府のデータによると、山火事の件数は1970年代のピーク以来減少している。
大船渡市では今月、降水量がわずか2.5ミリ(0.1インチ)にとどまり、1967年の2月としては過去最低の4.4ミリを大きく下回る見込みだ。
そして昨年は、記録が始まって以来、日本にとって最も暑い年となり、温室効果ガス排出量の増加が気候変動を加速させる中、他の国々と同じような状況となった。
Bangladesh News/Financial Express 20250302
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/japan-battles-biggest-wildfire-in-decades-1740841560/?date=02-03-2025
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