[The Daily Star]ユニリーバ・コンシューマー・ケア社は昨日、収益の減少などの影響を受け、利益が3年ぶりの低水準に落ち込んだと発表した。
ユニリーバの子会社である栄養・衛生・パーソナルケア企業の2024年の1株当たり利益(EPS)は前年の49.89タカから31%減少し、34.62タカとなった。
その結果、当期の税引後利益は6億6700万タカとなり、2023年度の9億6200万タカから減少した。
ユニリーバ・オーバーシーズ・ホールディングスBVが過半数の株式を保有する同社は、利益減少の原因を「過去の負債や義務の再評価、および2024年第3四半期以降の親会社による技術および商標使用料の再導入による一時的な利益の減少」としている。
ユニリーバ・コンシューマー・ケアは昨日の価格関連の開示で「経費の増加は業務効率と現金の有効投資によって部分的に相殺され、純金融収益の増加につながった」と述べた。
利益の減少にもかかわらず、同社は株主に対し、1株当たり10タカの配当金520%、つまり1株当たり52タカの現金配当を宣言した。これは過去5年間で最高額となる。
しかし、ユニリーバ・コンシューマー・ケアの株価は昨日、ダッカ証券取引所で0.51%下落し、2,501.90タカとなった。
ユニリーバは、利益は減少したものの、企業の流動性の重要な指標である1株当たり純営業キャッシュフローが前年の25.43タカから2024年には25.62タカに増加したと指摘した。
1株当たり純資産価値も、主に現金、現金同等物、短期投資の増加により増加しました。
今年1月末時点で、同社の株式のうちスポンサーと取締役が92.80%を保有し、機関投資家が3.60%、一般株主が3.49%を保有していた。
2020年、ユニリーバ・コンシューマー・ケアは、バングラデシュにおけるグラクソ・スミスクラインの健康食品・飲料事業の82%を買収した。
Bangladesh News/The Daily Star 20250306
https://www.thedailystar.net/business/news/unilever-consumer-cares-profit-hits-3-year-low-3840671
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