[Financial Express]公式統計によると、市場の供給過剰による農産物の実質的な価格下落により、全体のインフレ率は1月の9.94%から9.32%に低下し、2月は2カ月連続で緩和した。
バングラデシュ統計局(BBS)が木曜日に発表した最新のデータによると、この下落は主に食品インフレ率の低下によるもので、2月は1月の10.72%から9.24%に低下した。
しかし、農産物以外の商品やサービスのコストを測定する非食品インフレは、経済学者らが言うように多くの製造業者による市場集団支配が主な理由で、依然として上昇傾向を示している。
食品以外の購入によるインフレ率は1月の9.32%から2月には9.38%に上昇した。
経済学者らは、2月のインフレデータは心強いものだが、ディスインフレ軌道への転換については説得力がない、と述べている。
農家が豊作を収穫したにもかかわらず、最近で最も低い価格で食料を購入したため、食料インフレは2か月連続で減少した。
「実際、データによれば、1月と2月は前月に比べて食品価格が下落した。これは心強い部分だ」とバングラデシュの独立系経済学者ザヒド・フセイン博士は言う。
しかし、非食品インフレは2か月連続で上昇した。
フセイン博士は、「これは、インフレに関して我々が引き続き危険な状況に陥っていることを示す説得力のない部分だ」と述べている。
同氏はフィナンシャル・タイムズに対し、非食品インフレの上昇はおそらく最近の付加価値税率の引き上げと送金急増による需要増を反映していると語った。
経済学者は、このようなインフレの状況下では、現行の金融引き締め姿勢を継続する必要があると示唆している。
「BBは最近CRRを引き下げたが、これは引き締め姿勢と完全には一致していない。インフレと戦うためには金融と財政の連携をさらに改善する必要がある。」
しかし、農村部全体のインフレ率は2月に9.51%と上昇した一方、食品インフレ率は9.15%とわずかに低下し、非食品インフレ率は同月に9.85%と高かった。
インフレ計算では、農家が市場で安く売り、高く買っており、多くの冬作物の価格が最低水準に達していることが分かる。
一方、都市全体のインフレ率は2月に9.34%に達し、食品インフレ率は9.47%、非食品インフレ率は9.27%となった。
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Bangladesh News/Financial Express 20250307
https://today.thefinancialexpress.com.bd/first-page/inflation-inches-down-to-932pc-in-february-1741283446/?date=07-03-2025
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