EU、移民抑制策の一環として帰還拠点の設置を計画

[Financial Express]ブリュッセル、3月11日(AFP):EUは火曜日、加盟国が域外に移民帰還センターを設置する道を開く。これは、国外追放を容易にするよう各国政府から圧力がかかっているのを受けて、非常に物議を醸している動きだ。欧州委員会は、現在のEUの帰還制度は不十分だと批判されているが、その改革案を発表する予定で、その中には不法移民を拘留する当局の権限拡大も含まれている。

データによれば、現在、欧州から退去を命じられた人のうち実際に退去する人は20%未満だ。AFPが確認した草案には「いかなる移民管理システムも機能するには、帰国に関する信頼できる効果的な政策がなければならない」と書かれている。

「滞在権のない人々がEUに留まると、移民・難民制度全体が損なわれる」

移民問題をめぐる世論の悪化により、いくつかのEU諸国では極右派が選挙で勝利し、政府に対して姿勢を強める圧力が高まっている。

スウェーデン、イタリア、デンマーク、オランダなどの移民強硬派が先頭に立って、EU首脳らは10月、送還を増やして迅速化するための緊急の新法制定と、不法移民に対抗する「革新的な」方法を評価するよう委員会に求めた。


Bangladesh News/Financial Express 20250312
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/eu-to-pave-way-for-return-hubs-in-migration-curb-1741716316/?date=12-03-2025