[Financial Express]北京、3月13日(AFP):中国は13日、イランとモスクワの外交官を招いての会談の準備を進める中、イランの核問題の「外交的」解決を求めた。
米国はドナルド・トランプ大統領の1期目中に、制裁緩和と引き換えにイランの核開発計画を制限する画期的な合意から離脱した。
テヘランは、米国の離脱後1年間は2015年の合意を順守していたが、その後、約束を撤回し始めた。協定復活の努力はその後行き詰まっている。北京は金曜日、テヘランの核計画に関する三国間協議のため、主要な外交パートナーであるロシアとイランを招聘する予定である。
「現在の状況では、イランの核問題をめぐる情勢が悪化したり、対立や紛争に発展したりすることを避けるため、すべての関係者が冷静さと自制心を保つべきだと信じている」と外務省の報道官、毛寧氏は定例記者会見で述べた。
北京は、会談には中国の馬朝旭外務副大臣、ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官、イランのカゼム・ガリババディ外務次官が出席すると発表した。
イラン外務省は、会談では「核問題と制裁解除に関する進展」に焦点が当てられると述べた。会談の日程などの詳細は明らかにされていない。
しかし、北京は会談の目的は「意思疎通と調整を強化し、早期に対話と交渉を再開すること」だと述べている。
毛沢東主席は「中国は、各方面が協力し、相互信頼を継続的に高め、疑念を払拭し、対話と交渉再開の勢いを早期に現実のものにすることを心から希望する」と述べた。
トランプ大統領は1月にホワイトハウスに戻って以来、「最大限の圧力」による制裁政策を復活させながら、テヘランとの新たな核合意を求めている。
イランは制裁が続く限り直接交渉の可能性を公式に否定しており、マソウド・ペゼシュキアン大統領は火曜日、イランは「誰にも屈辱を与えない」と誓った。
Bangladesh News/Financial Express 20250314
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/china-for-diplomatic-iran-n-solution-ahead-of-beijing-talks-1741880694/?date=14-03-2025
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