[Financial Express]モスクワ、3月17日(ロイター):ロシア天然資源省は17日、2030年に少なくとも6万トンの炭酸リチウムを生産する計画だと発表した。モスクワは輸入への依存を減らし、高容量電気バッテリーの生産拡大を目指している。
リチウムや希土類金属を含むその他の重要鉱物は、ここ数カ月、世界的な注目を集めている。ドナルド・トランプ米大統領がウクライナとロシアに生産契約を持ちかけることで、この分野における中国の優位性に対抗することを目指しているからだ。
電気自動車の製造に欠かせない金属であるリチウムは、米国地質調査所が重要とみなす50種類の鉱物のリストに含まれている。ロシアは350万トンの酸化リチウムの埋蔵量を報告している。
米地質調査所は、ロシアのリチウム埋蔵量が2024年に約100万トンに達すると推定しており、これは世界第14位となる。酸化リチウムには純リチウムの約3分の1が含まれ、炭酸リチウムには純リチウムの約20%が含まれる。
同省は「国内での工業用リチウム生産は2030年に開始される予定」と述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20250318
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/russia-to-launch-large-scale-lithium-production-in-2030-1742226320/?date=18-03-2025
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