[Financial Express]パリ、3月17日(AFP):ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が太陽系外の惑星の主要化学物質である二酸化炭素を初めて直接観測したと科学者らが月曜日に発表した。
天体物理学ジャーナル誌に掲載された研究によると、これらの巨大ガス惑星は地球外生命体を宿す能力はないが、遠方の惑星がどのように形成されるかという長らく残る謎を解く手がかりを提供しているという。
地球から130光年離れたHR 8799系は、誕生からわずか3000万年で、太陽系の46億年に比べればほんの幼い存在だ。
研究によると、米国主導の研究チームはウェッブ望遠鏡を使って、この系の既知の4つの惑星すべての大気中の二酸化炭素を直接検出した。
彼らは、明るい星からの光を遮断して、その周りを回る惑星をよりよく観察できるウェッブのコロナグラフ装置を使用した。
「空を見上げているときに、太陽の前に親指を立てるようなものだ」と、ジョンズ・ホプキンス大学の天体物理学者で、この研究の主執筆者であるウィリアム・バルマー氏はAFPに語った。
通常、ウェッブ望遠鏡は太陽系外惑星が主星の前を横切る瞬間を捉えるだけで検出する。この「トランジット法」により、ウェッブは2022年にガス巨星WASP-39の大気中のCO2を間接的に検出した。
Bangladesh News/Financial Express 20250318
https://today.thefinancialexpress.com.bd/last-page/webb-telescope-directly-observes-exoplanet-co2-for-first-time-1742233741/?date=18-03-2025
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