最高裁、ユヌス氏に対する食品偽装訴訟を棄却

最高裁、ユヌス氏に対する食品偽装訴訟を棄却
[The Daily Star]高等裁判所は昨日、2010年に当時グラミン・ダノン食品株式会社の会長だったムハマド・ユヌス教授に対して提起された食品偽装事件の公判手続きを中止した。

KMハフィズル・アラム判事とモハンマドアタブッラー判事からなる高等裁判所は、訴訟提起と裁判手続きの合法性に異議を唱えるユヌス教授の2011年の申し立てを審理した後、判決を下した。

ダッカ・サウス市当局は、グラミン・ダノン・フード・リミテッドに対し、偽造乳製品を保管していたとして、純粋食品裁判所に訴訟を起こした。

高等裁判所は、3月13日にDSCCの最高保健責任者が提出した宣誓供述書を検討した後、訴訟手続きを取り消した。

ユヌス教授の主任弁護士であるタニム・フセイン・シャウォン法廷弁護士はデイリー・スター紙に対し、宣誓供述書の中で、この訴訟はDSCCの当時の公認分析官が発行した証明書に基づいて提起されたが、後にその証明書が誤りであることが判明したと述べた。

同氏は、この訴訟は刑事訴訟法および純粋食品条例に基づく手続き上の要件に違反して提起されたと述べた。

弁護士タニム・フセイン・シャウォン氏は、ユヌス教授は2011年にこの事件で第一審裁判所から保釈を勝ち取っていたと述べた。

この判決により、彼は全ての事件から無罪となったと弁護士は付け加えた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250318
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/hc-scraps-food-adulteration-case-against-yunus-3850666