世界幸福度報告:バングラデシュは14位下落

[The Daily Star]バングラデシュは2025年の世界幸福度報告書で14位下がり、現在147カ国中134位となっている。

国連の国際幸福デーを記念して発表された第13回世界幸福度報告書によると、バングラデシュ人はランキング入りした国のうちわずか13カ国よりも幸福度が高い。

バングラデシュは昨年129位だった。

この報告書は、2022年から2024年にかけて世界中の人々を対象に調査を行った。幸福度ランキングは、個人の自己評価による生活満足度の3年間の平均、および一人当たりGDP、社会的支援、健康寿命、自由、寛容さ、汚職レベルに基づいている。

フィンランドは8年連続で世界で最も幸福な国にランクされ、地元民や専門家は、その壮大な湖と強力な福祉制度が国民の幸福度を高めていると評価している。

南アジアで最も幸福な国はネパール(92)で、パキスタン(109)、インド(118)、スリランカ(133)が続いた。

2020年にタリバンが政権を奪還して以来、人道的大惨事に悩まされてきたアフガニスタンは、再び世界で最も不幸な国としてランク付けされた。

米国は24位に落ち、2012年に初めて報告書が発表されて以来最低の順位となった。2012年には11位で最高位を記録した。

北欧諸国はいずれも幸福度が最も高い上位10カ国に留まり、デンマーク、アイスランド、スウェーデンがフィンランドに続き、フィンランドは2位のデンマークとの差をわずかに広げた。

一方、コスタリカとメキシコはそれぞれ6位と10位となり、初めてトップ10入りした。

今年、幸福度レポートの著者らは、寛大な行為に従事し、他人の親切を信じることが、より高い給料を稼ぐことよりも幸福の重要な予測因子であることを示す新たな証拠を強調した。

また、一般的に「人々は地域社会の親切さに対して悲観的すぎる」ことや、「紛失した財布の返却率は人々が予想するよりもはるかに高い」ことも指摘した。


Bangladesh News/The Daily Star 20250321
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