イーロン・マスクのX、コンテンツ規制をめぐりインド政府を提訴

[Financial Express]ムンバイ、3月21日(AFP):イーロン・マスク氏のソーシャルメディア・プラットフォーム「X」は、ソーシャルメディアのコンテンツの削除を求める削除命令をインド政府が使用したとして訴訟を起こした。

世界最大の民主主義国であるインドは、政府によるソーシャルメディアコンテンツの削除要請件数において常に世界トップ5の国にランクされている。

Xの新たな訴訟は、同プラットフォームがインド政府の検閲権限に対して起こした最新の訴訟であり、マスク氏のスターリンクとテスラが世界第5位の経済大国への参入を準備する中で起こされた。

この訴訟は、政府が重要な法律規定を利用して阻止命令を出したことに焦点が当てられており、Xはそれが既存の安全策を回避していると主張している。

「X氏によれば、この規定は、情報をブロックするための違法な並行メカニズムを作り出すために悪用されている」とインドの法律ニュースサイト「バーとベンチ」は木曜日に報じた。

この事件は、今週初めに行われた短い審理では結論が出なかったが、3月27日にインド南部カルナタカ州の裁判所で審理される予定だ。マスク氏のソーシャルメディア・プラットフォームは、インドにおけるコンテンツ規制をめぐる法廷闘争には馴染みがある。

2023年、インドの裁判所は、ナレンドラ・モディ首相の政府を批判するツイートやアカウントの削除命令に異議を唱えた同プラットフォームの申し立てを却下し、6万1000ドルの罰金を科した。

ほぼ1年が経った今、X氏は「特定のアカウントと投稿」に対する政府のブロック命令に異議を唱える控訴がまだ係争中であると述べた。

「当社の立場と一致して、インド政府のブロック命令に異議を唱える控訴状は保留中です。当社はまた、当社のポリシーに従って、影響を受けたユーザーに対してこれらの措置について通知しました」と同社は2024年2月にXで述べた。

「法的制約により、大統領令を公表することはできないが、透明性を保つためには公表が不可欠だと考えている。」

「こうした情報開示の欠如は、説明責任の欠如と恣意的な意思決定につながる可能性がある」


Bangladesh News/Financial Express 20250322
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/elon-musks-x-sues-indian-government-over-content-regulation-1742577379/?date=22-03-2025