トランプ政権、世界の最貧国への小児ワクチンへの資金提供を停止へ

[Financial Express]ニューヨーク、3月27日(ロイター/AFP):ドナルド・トランプ大統領政権は、発展途上国の子供たちのワクチン購入を支援する組織であるガヴィへの米国の財政支援を打ち切る計画で、マラリア対策の取り組みも縮小する予定であることが、ロイターが閲覧した文書で明らかになった。

ニューヨーク・タイムズが最初に報じた文書によると、政権は、HIVや結核の治療薬の費用を支払い、内戦や自然災害が発生している国々に食糧援助を行うための補助金の一部を引き続き支給する予定だという。

米国、ガヴィワクチンへの資金提供を削減

「100万人以上の死者」を引き起こす可能性がある

ワクチン開発のための世界的リーダーであるGAVIアライアンスの責任者は木曜日、米国が資金提供の削減を撤回する見通しとの報道を受けて、米国の資金提供が削減されれば100万人以上の死者が出る恐れがあると述べた。

この決定は、大幅に規模を縮小した米国国際開発庁(USAID)が月曜日の夜に議会に送った281ページのスプレッドシートに含まれていた。

ニューヨーク・タイムズ紙がコピーを入手したが、同紙によると、この文書には、同庁が継続する予定の補助金と終了する予定の補助金の詳細が記されている。

「われわれは米政府から打ち切り通知を受けておらず、2025年の活動とガヴィへの長期資金として議会が承認した3億ドルを確保することを目指してホワイトハウスや議会と交渉している」と、世界ワクチン機構のサニア・ニシュタル最高経営責任者(CEO)はAFPに電子メールで語った。


Bangladesh News/Financial Express 20250328
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/trump-admin-to-end-funding-for-childhood-vaccines-in-worlds-poorest-countries-1743088672/?date=28-03-2025