BD、海外駐在員向け資金受取額30億ドル突破へ

[Financial Express]バングラデシュは、送金収入が史上初めて30億ドルの大台を超え、26日間で流入額が29億4500万ドルに達する見込みで、3月は黄金の月となりそうだ。

中央銀行の情報筋によると、月末最終営業日の3月27日木曜日までに、送金額総額は30億ドルを超えるという。これまでの記録は2024年12月に記録された26億3900万ドルだった。

しかし当局は、この増加はイスラム教最大の祭りであるイード・アル=フィトルを前にした送金の増加によるものだとしている。

「今月の送金流入額は間違いなく30億ドルを超え、過去最高を記録するだろう」とバングラデシュ銀行の高官は木曜日にフィナンシャル・タイムズに語った。

中央銀行関係者らは、フンディとして知られる非公式送金システムが、最近の送金促進策を受けて急速に消滅しつつあると述べた。また、タカと米ドルの為替レートが安定し、外国人が正式な銀行チャネルを通じて送金するようになったと述べた。

当局者は送金増加を最近の政治的変化と関連づけ、かつて「縁故資本主義」に携わっていた個人が国を離れたことを示唆した。

「これまで、こうした個人は銀行を利用して、銀行チャネルを通じて資金を流用していた」と、ある中央銀行関係者は今回の改革について語る。

縁故資本家という用語は、解任されたシェイク・ハシナ首相と密接な関係を持ち、金融分野で優遇措置の恩恵を受けていたとされる個人を指す。

当局者らはまた、送金の流入を促進する上でモバイル金融サービス(MFS)とデジタルバンキング技術の功績を高く評価した。

送金の増加はバングラデシュ経済に大きな影響を与え、外貨準備高の安定と外国為替市場の支援に貢献している。

バングラデシュ銀行は送金動向を定期的に監視しています。

中央銀行は2025年2月の報告書で、送金の流入は通常、宗教的な祭りやその他の行事の期間に増加すると述べている。流入は会計年度末の6月と暦年の終わりの12月にピークを迎える。

同紙によると、ダッカが12億2000万ドル(総流入額の48.4%)と最大の流入額を記録し、次いでチッタゴンが7億2740万ドル(28.8%)、シレットが2億740万ドル(8.2%)で3位だった。

jasimharoon@yahoo.com


Bangladesh News/Financial Express 20250328
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