イラン核協議が失敗すれば軍事衝突は「ほぼ不可避」

[Financial Express]パリ、4月3日(AFP):フランスの外相は水曜日、イランの核開発計画をめぐる協議が失敗に終われば、イランとの軍事衝突は「ほぼ不可避」になると警告した。

「失敗した場合、軍事衝突はほぼ避けられないと思われる」とジャン=ノエル・バロ氏は議会で述べ、それが地域の不安定化を深刻に引き起こすだろうと付け加えた。

イスラエルはフランスと「共通」を共有

核兵器を持たないイランの目標

別の報道によれば、イスラエルとフランスはイランの核兵器取得を阻止するという「共通の」目標を共有しているとイスラエル外相が木曜日パリで述べたという。

米国を含む西側諸国は長年、イランが核兵器の開発を進めていると非難してきたが、イラン政府はこれを否定し、濃縮活動はあくまで平和目的だと主張している。

「世界で最も過激な政権が世界で最も危険な兵器を保有すべきではない」とイスラエルのギデオン・サール外相は記者団に語った。

「イランが核兵器を手に入れるのを阻止するというこの目標は、フランスとイスラエルの共通の目標だ。」

イスラエルは、この地域で唯一、核保有国であるが、その保有を宣言していない。同国は長い間、いかなるライバル国もこの能力に匹敵することができないことを防衛の最優先事項としてきた。

木曜日早朝、フランスのジャン=ノエル・バロ外相と会談したサール外相は、イランはイスラエルだけでなく地域全体にとって脅威であると強調し、イスラエルはフランス、英国、米国と協議中だと付け加えた。

「我々はイランとの外交的道を排除しない」と彼は付け加えた。

イランとの交渉が行き詰まりに陥ったとみられる一方、テヘランとの新条約交渉の期限が秋に切れる見通しであることから、懸念が高まっている。

イランが2015年に世界の大国と締結した核合意である包括的共同行動計画(JCPOA)の主要部分は、10月に失効する予定だ。ドナルド・トランプ米大統領は、前任期中にすでに米国をこの合意から離脱させている。

サアル外相は、フランスの外交官トップをイスラエルに招待したと述べた。「私はフランスの外相と継続的な対話を続けている」と同外相は語った。


Bangladesh News/Financial Express 20250404
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/military-confrontation-almost-inevitable-if-iran-n-talks-fail-1743694071/?date=04-04-2025