アブ・サイード殺害事件:ICT捜査官が26人の容疑者に対する証拠を発見

アブ・サイード殺害事件:ICT捜査官が26人の容疑者に対する証拠を発見
[The Daily Star]国際刑事裁判所の捜査官らは、2024年の暴動中にラングプールで起きた学生アブ・サイードの殺害に、これまでに26人が関与していたことを明らかにした。

ミザヌル・イスラム検察官は昨日、被告人の中には警察官やジュボ連盟、チャトラ連盟、その他の団体のメンバーが含まれていたと法廷で述べた。

検察は殺人事件に関する捜査報告書を昨日提出する予定だったが、26人に対する証拠が集まったとして捜査を完了するためにさらに時間を要求した。

その後、モハメド・ゴラム・モルトゥザ・モズムダー委員長率いる3人で構成される法廷は2か月の延期を認め、捜査機関に6月16日に報告書を提出するよう命じた。

審理中に被告人4人が法廷に召喚された。

彼らは元副警部補のアミール・ホサイン氏、巡査のスジャン・チャンドラ・ロイ氏、ベグム・ロケヤ大学の監督官シャリフル・イスラム氏、そしてチャトラ連盟の活動家エムラン・チョードリー氏である。

サイード氏は昨年7月16日、両腕を広げて抵抗の姿勢をとったところを警察に射殺される動画が拡散し、一夜にして蜂起における抵抗の象徴となった。

1月13日、サイード氏の兄ラムザン・アリ氏は、この事件をめぐり、解任された首相シェイク・ハシナ氏とその他23名をICT検察局に告訴した。

一方、法廷は、2016年に反過激派運動の一環としてカリアンプルで9人の若者が殺害された事件に関して、捜査機関に3人の元警察官の尋問を許可した。

元警察監察総監AKMシャヒドゥル・ホック、元ダッカ警視庁コミッショナーアサドゥッザマン・ミア、元副コミッショナー(ミルプール地区)ジャシム・ウディン・モラーの3名は、捜査機関の安置所でそれぞれ4月20日、21日、22日に尋問を受ける予定である。

3月24日、ICTは事件をめぐる訴訟で元警察幹部3人を刑務所に送致した。

 

 


Bangladesh News/The Daily Star 20250410
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/abu-sayed-killing-ict-investigators-find-evidence-against-26-3867226