[Financial Express]ロイター通信によると、アマゾンのアンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は木曜日、同社の人工知能開発への数十億ドルの支出を正当化し、この投資は競争力を維持するために必要だと述べた。
「もし貴社の使命が顧客の生活を毎日より良く、より楽にすることであり、あらゆる顧客体験がAIによって刷新されると信じているなら、AIに深く幅広く投資するはずだ」とジャシー氏は、シアトルの小売業者のトップにとって毎年の通過儀礼である株主への書簡に記した。
AIチップを入手し、データセンターを建設するには多額の資本投資が必要だと彼は述べた。
同氏は「われわれが今、積極的に投資することで、顧客、株主、そして事業は大きな恩恵を受けるだろう」と語った。
ライバル企業と同様に、アマゾン は販売者、企業、消費者に役立つさまざまなチャットボットのリリースなど、生成型人工知能に多額の投資を行っています。
先月、同社は度重なる延期と数十億ドルの投資を経て、AIを搭載したアルエクサ音声アシスタントの刷新を発表し、今後数週間のうちに一部のユーザーに展開すると発表した。
アマゾンはAIスタートアップ企業アンスロピックに約80億ドルを投資し、同社のクロード・ソフトウェアをアレクサと名付けた製品に組み込んだ。
アマゾンのAI支出に関するジャシー氏のコメントは、アルファベットのCEOサンダー・ピチャイ氏が水曜日にグーグルクラウドのイベントで述べたことと一致する。
ピチャイ氏は、データセンターの能力増強に今年約750億ドルを費やすという同社の計画を改めて強調し、「AIのチャンスはこれ以上ないほど大きい」と述べ、アルファベットの設備投資の大幅な増加を正当化した。
アマゾンのレターは株主向けですが、従業員、競合他社、アナリストにも精読されています。慣例通り、アマゾンは創業者兼会長のジェフ・ベゾスが署名した1997年の最初の株主レターを添付しました。
米国の長期輸入関税、特に中国製品に対する関税の脅威がこのところ世界市場を混乱させているが、ジャシー氏は関税については言及しなかった。
アマゾンの株価は今年に入って13%下落しているが、アルファベットやアップルなどライバル企業の下落率よりは低いものの、水曜日までのマイクロソフトの7%の下落率よりは大きい。
Bangladesh News/Financial Express 20250411
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/amazon-ceo-sets-out-ai-investment-mission-1744300941/?date=11-04-2025
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