[Financial Express]ジュネーブ、4月16日(ロイター): 国連貿易開発会議(UNCTAD)は16日、貿易摩擦と不確実性により景気後退傾向が進み、世界経済の成長率は2.3%に鈍化する可能性があるとの見通しを示した。
国連CTADは今年の貿易と開発の見通しに関する報告書を引用し、「世界経済の成長は2025年に2.3%に減速し、景気後退の道をたどると予測されている」と述べた。
世界経済は2024年に2.8%成長すると予測されている。
「パンデミック以前の期間に記録された平均年間成長率と比較すると、これは大幅な減速だ。パンデミック以前の期間自体も世界的に成長が低迷していた期間だった」と報告書は述べている。
ドナルド・トランプ米大統領が4月2日に多くの国に対する広範な関税を発表して以来、貿易を巡る不確実性が今月金融市場を揺るがしている。
トランプ大統領は数日後、予想外に12カ国に対する関税引き上げを停止したが、中国に対しては145%というさらに厳しい関税を課した。
国連CTADは、関税をめぐる懸念が投資家の不安を増大させ、米国の景気後退懸念が高まっていると述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20250417
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/global-economic-growth-could-slow-to-23pc-unctad-1744825625/?date=17-04-2025
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