コアインフレの加速で日本の米価が急騰

[Financial Express]東京、4月18日(AFP):世界第4位の経済大国である日本においてコアインフレが加速する中、日本における先月の米価格は前年同月比でほぼ2倍になったことが金曜日の公式データで明らかになった。

ここ数カ月、穀物の価格が急騰しており、日本政府は緊急備蓄の一部を市場に放出するに至った。

生鮮食品を除くと、消費者物価は3月に前年同月比3.2%上昇し、2月の3.0%上昇から上昇に転じ、市場予想と一致した。

エネルギーを除くと、物価は先月2.9%上昇し、2月の2.6%から上昇しました。しかし、全体のインフレ率は3.7%から3.6%に低下しました。

インフレ率が日銀の目標である2%を3年近く上回っていることから、このデータは日銀が金利を引き上げるという期待を強めるものと思われる。

しかし、ドナルド・トランプ米大統領の貿易政策によって引き起こされた不確実性により、中央銀行は今のところ現在の姿勢を維持する可能性がある。

総務省は、生鮮食品、非生鮮食品ともに価格が上昇し、宿泊料金も上昇したと発表した。

しかし、穀物価格の上昇幅が最も大きく、25.4%上昇しました。米価格は、主食である米の不足により、92.5%という大幅な上昇を記録しました。

- ライスショック -

不足の要因としては、2023年の猛暑による不作や、昨年の「巨大地震」警報によるパニック買いなどが挙げられます。

記録的な数の観光客が消費量の増加の原因とも言われている一方、一部の商人が穀物を買いだめしているとも考えられている。

政府は先月、1995年に開始されて以来初めて、備蓄米の競売を開始した。

政府はこれまでに約21万トンを放出しており、今月中にさらに10万トンを競売にかける予定だと当局が今月初めに発表した。

米はまた、トランプ大統領が米国への日本からの輸入品に24%という高関税を課した要因の一つでもあったようだ。関税は現在一時停止されている。

ホワイトハウスは、日本が米国産米の輸入に700%の関税を課していると非難したが、日本の農林水産大臣はこの主張を「理解できない」と述べた。

しかし、米だけではない。キャベツの価格も急騰しており、3月には前年同月比で111.6%も上昇した。

昨年の夏の記録的な猛暑と大雨により農作物が壊滅し、葉物野菜の価格が高騰したが、メディアはこれを「キャベツショック」と呼んでいる。

物価上昇により、消費者支援を強化するよう石破茂首相率いる政府に圧力が高まっている。


Bangladesh News/Financial Express 20250419
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/japan-rice-prices-soar-as-core-inflation-accelerates-1744994497/?date=19-04-2025