木の伐採が国民の怒りを呼ぶ

木の伐採が国民の怒りを呼ぶ
[The Daily Star]ハビガンジ・ジラ・パリシャド講堂の敷地内にある樹齢数十年のコロイ(アルビジア・プロセラ)の木が伐採されたことで広く世論の怒りが巻き起こり、当局はそれ以上の木の伐採を一時的に中止した。

地元の環境保護団体ダリトリー・ラクシャイ・アムラ(ダラ)は昨日午後、ハビガンジ副知事に覚書を提出し、この行為を非難した。

覚書によると、ハビガンジ地区評議会は環境活動家や地元住民の抗議にもかかわらず、木の伐採を開始した。

ジラ・パリシャドの情報筋によると、9本の木すべてを伐採する決定は、木々が講堂の境界壁に損傷を与えているという懸念を理由に、2月25日の月例議会で行われたという。

その後、請負業者のハリシュ・ミアに69,500タカで木を売る契約が結ばれた。

合意に基づき、作業員は金曜日にコロイの木5本を伐採した。しかし、環境活動家と近隣のブリンダバン政府大学の学生が現場に駆けつけ、抗議活動を行った。

バングラデシュ・ポリベシュ・アンドロンのハビガンジ地区支部の事務局長トファザル・ソヘル氏は、木々はさまざまな種類の鳥の住処であり、学生たちの休憩場所でもあると語った。

「木々を伐採するという決定は受け入れられない」と彼は語った。

「我々の3つの主な要求は、木々を伐採する根拠を調査すること、その場所と地区内の他の場所に在来種の木々を植え直すこと、そして将来の開発工事のために木々を伐採する前に環境保護主義者と協議することだ」と彼は付け加えた。

地区評議会の最高経営責任者ヌルル・イスラム氏は、木々が境界壁の構造的完全性を損ない始めているとして、この決定を擁護した。

同氏は、国民の抗議を受けて残り4本の木の伐採は延期されたと述べた。

ハビガンジ副知事兼ジラ・パリシャドの管理者であるファリドゥール・ラーマン博士は、木の伐採は樹齢と状態を考慮して決定されたと述べた。

「一部の木は著しく劣化していました。しかし、最近の世論の反応を踏まえ、現在、この問題を再検討しています」とDCは付け加えた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250421
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/tree-felling-sparks-public-outrage-3876066