[The Daily Star]ダッカの裁判所は昨日、汚職防止委員会に対し、3億6,370万タカを不法に取得したとして提訴された訴訟で、元電力エネルギー大臣ナスルル・ハミド氏の銀行口座70件を凍結するよう命じた。
裁判所はまた、ナスルル氏が所有していた車3台とアパート4軒の没収も命じた。アパートは首都ラムナ地区とバナニ地区にある。
ダッカ首都圏上級特別裁判所のモハメド・ザキル・ホセイン判事は、調査チームを率いるACC副局長ミンハズ・ビン・イスラム氏がこの件に関して申請書を提出したことを受けて、この命令を下した。
申請書の中で、ACC職員は信頼できる情報源から、被告が財産の譲渡を試みていることを知ったと述べ、そのため、それを阻止するための命令が必要だと述べた。
昨年12月26日、ACCはナスルル・ハミド氏、その妻シーマ・ハミド氏、息子ザリフ・ハミド氏に対し、違法な資産蓄積の疑いで3件の訴訟を起こした。
これらの事件において、ナスルル氏は3億6,370万タカの違法資産取得の罪で起訴され、ザリーフ氏とシーマ氏はそれぞれ2億8,700万タカと6億9,400万タカを不法保有した罪で起訴されている。捜査の結果、ザリーフ氏は13の銀行口座を保有し、それぞれ7億8,400万タカを入金し、5億8,200万タカを引き出されていたことが明らかになった。一方、シーマ氏は20の口座を保有し、それぞれ1億2,780万タカを入金し、1億1,180万タカを引き出されていた。
アワミ連盟政権崩壊直後、法執行機関はナスルル氏が所有するバナニの不動産を家宅捜索した。この捜索により、現金1千万タカ、銃器1丁、弾薬50発が押収され、財務上の不正行為の疑惑がさらに深まった。
Bangladesh News/The Daily Star 20250421
https://www.thedailystar.net/news/corruption/news/freeze-70-accounts-nasrul-hamid-3875736
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