プーチン大統領、ウクライナとの直接交渉に前向き

プーチン大統領、ウクライナとの直接交渉に前向き
[Financial Express]モスクワ、4月22日(ロイター):ウクライナ和平への意欲を示すよう米国から圧力を受けているロシアのプーチン大統領は22日、数年ぶりにキエフとの二国間協議を提案し、イースターの1日間の休戦に続き、さらなる停戦に応じる用意があると述べた。

一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、キエフが水曜日に米国および他の西側諸国と会談するため代表団をロンドンに派遣することを確認した。

ロンドンでの会談は、米国と欧州諸国が3年以上続く戦争を終わらせる方法を議論した先週パリでの会議の続きとなる。

プーチン大統領はロシア国営テレビの記者に対し、土曜日に一方的に発表した30時間のイースター停戦後、戦闘が再開したと述べた。両国は、相手方がプーチン大統領の停戦に違反したと非難した。キエフは当初から、この停戦を単なる見せかけだと一蹴していた。

ワシントンは停戦の延長を歓迎すると述べた。民間人を標的とした停戦を30日間延長するよう求めてきたゼレンスキー大統領は、日曜日の停戦期間中もロシアの攻撃が続いたことは、モスクワが戦争を長期化させようとしていることを示していると述べた。

プーチン大統領はコメントの中で、モスクワはあらゆる和平提案に前向きであり、キエフにも同様の姿勢を期待していると述べた。

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、インターファクス通信に対し、「大統領が、民間人を攻撃しない問題について二国間協議も含め協議することが可能だと述べた際、大統領はウクライナ側との交渉と協議を念頭に置いていた」と語った。

ゼレンスキー大統領は、X氏がロンドン会談へのウクライナ代表団派遣を発表したことに関するコメントの中で、二国間会談に関するプーチン大統領の発言には言及しなかった。


Bangladesh News/Financial Express 20250423
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/putin-open-to-direct-talks-with-ukraine-1745337815/?date=23-04-2025