[Financial Express]ロンドン、4月23日(AFP):英国政府の昨年度の借金は予想を上回ったことが水曜日に発表された公式データで示され、米国の関税にも対抗する労働党政権が直面する圧力を浮き彫りにした。
英国国家統計局は声明で、公共部門の純借入額(支出と税収の差)は3月末までの1年間で1519億ポンド(2024億ドル)となったと発表した。
ONSによると、これは新型コロナウイルス感染拡大中の2020/2021年度と世界金融危機の影響を受けた2009/2010年度に次いで、過去3番目に高い年度借入額となる。
この数字は、英国の歳出監視機関である予算責任局(OBR)の予測した1373億ポンドを大きく上回った。
キール・スターマー首相率いる労働党政権は、低迷する経済成長を回復させるという公約を掲げて昨年7月に選出されたが、その後、新たな経済の逆風と根強いインフレに苦戦している。
レイチェル・リーブス財務大臣はすでに法人税の引き上げを実施し、国家財政を強化するため障害者福祉手当を含む数十億ポンドの公共支出削減を発表している。
しかしその後、ドナルド・トランプ米大統領が英国および他国に課した10%の関税は、英国の経済見通しにさらなる圧迫をもたらす恐れがある。
国際通貨基金(IMF)は火曜日、英国の2025年の成長率予測を、関税の影響に加え、昨年後半の成長鈍化など国内要因が主な要因として、従来の1.6%から1.1%に引き下げた。
Bangladesh News/Financial Express 20250424
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/uk-borrowing-exceeds-forecasts-adding-to-govt-pressures-1745427213/?date=24-04-2025
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