クエット、学生の停学処分を撤回

クエット、学生の停学処分を撤回
[The Daily Star]クエット大学の学生が副学長の辞任を求めてハンガーストライキを続ける中、大学当局は昨日、学生37人の停学処分を取り消し、7つの寮すべてを再開した。

この決定は組合会議中になされたと、クルナ工科大学(クエット)のアニスール・ラーマン・ブイヤン事務局長は述べた。

同氏はデイリー・スター紙に対し、状況を検討した結果、停職命令は撤回されたと語った。

会議後にクエットが発表したプレスリリースによると、授業は5月4日に再開される予定だという。

大学は昨日、寮の再開を公式に発表したが、学生らは4月15日に男子寮6棟に乱入し、火曜日には唯一の女子寮の鍵を破壊した。

教育顧問のCRアブラー氏は昨日大学を訪問し、ハンガーストライキ中の学生たちと話をして、抗議活動を終了し進行中の調査を信頼するよう促したが、学生たちは拒否した。

大学助成委員会(UGC)の3人からなる代表団も昨日の朝、キャンパスで抗議活動中の学生たちと面会し、彼らの要求を再検討し、適切な対応を約束した。

ハンガーストライキに参加していた32人の学生のうち、9人が体調を崩し、治療を受けたと報じられている。昨夜報告書が提出されるまで、23人が副学長ムハンマド・マスード教授の辞任を求めてハンガーストライキを継続していた。

別の学生グループは午後6時半ごろ、キャンパス内でデモ行進を行い、自分たちの要求を押し通そうとした。

しかし、クエトの教員組合は昨日の記者会見で、抗議活動を行う学生たちの要求のみによる学長の辞任は受け入れないと述べた。

一方、ダッカ、ジャハンギルナガル、ラジシャヒ、クルナの各大学の学生たちは、クエットの学生たちと連帯してさまざまなプログラムを開催した。

別の動きとして、私立大学と公立大学の教員の連合である大学教員ネットワークは昨日の声明で、クエット大学の学生たちへの連帯を表明した。

ダッカ大学では、バングラデシュ民主学生評議会の学生16人が火曜日からハンガーストライキを続けている。

水曜日早朝、ハスナット・アブドラ氏を含む国民市民党の指導者数名が抗議活動に加わり、彼らへの連帯を表明した。

クエット抗議者らによると、学生団体のメンバーと他の部外者が2月18日にキャンパスで学生たちを襲撃したという。

警察に告訴されたものの、具体的な内容は明らかにされておらず、逮捕者も出ていない。一方、外部の人物が提出した反訴状では、22人の学生の氏名、学部、学生番号などの具体的な情報が公表された。

大学はこの事件を理由に学生37人を停学処分とした。

[本稿には各大学の特派員が協力しました。]


Bangladesh News/The Daily Star 20250424
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/education/news/kuet-withdraws-suspension-students-3878421