教皇葬儀を前にバチカンに大勢の人が集まる

教皇葬儀を前にバチカンに大勢の人が集まる
[Financial Express]バチカン市国、4月25日(AFP): バチカンは金曜日、フランシスコ法王の葬儀の最終準備を進めており、開かれた棺を見ようと、大勢の会葬者の最後の人々がサン・ピエトロ大聖堂に列をなして入った。

米国のドナルド・トランプ大統領やウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を含む、土曜日にサン・ピエトロ広場で行われる式典に出席する50カ国の首脳と10人の君主の多くは、金曜日遅くにローマに到着すると予想されている。

イタリアとバチカンの当局は、ドローンを阻止し、屋根の上に狙撃兵を配置し、戦闘機を待機させるなど、サン・ピエトロ大聖堂周辺地域を厳重な警備下に置いた。

警察によれば、金曜夜にはさらに検問所が設けられる予定だという。

法王の安置期間の3日目にして最終日である金曜日の朝、大勢の人々がバチカンに通じる広い大通り、コンチリアツィオーネ通りに集まった。

すでに12万8000人以上がフランシスコに最後の敬意を表すために列を作っている。フランシスコの棺は、上級枢機卿らが出席する式典で午後8時(グリニッジ標準時18時)に閉じられる予定だ。

バチカンは2夜連続で、行列に対応するためサン・ピエトロ大聖堂を予定時間を超えて開館し、金曜日午前2時30分(グリニッジ標準時午前0時30分)から午前5時40分までのみ扉を閉めた。

「夜は最も親密な瞬間です。主はいつも夜に姿を現すのです」と、金曜早朝に大聖堂を訪れたニコレッタ・トマセッティさん(60)は語った。

「とても感動的でした。祈りの中で教皇にいくつかのことをお願いし、教皇がそれを私に与えてくださると確信しました」と彼女はAFPに語った。

カトリック教会初のラテンアメリカ出身の法王が、重度の肺炎で数週間入院してから1か月も経たないうちに、月曜日に88歳で亡くなった。

ドミニカ共和国出身で、木曜日の国葬に参列した74歳の引退医師、ミラクルズ・ルナさんは、教皇は「カトリック教会で最も優れた教皇の一人」だと思うと語った。

「彼はとても慈悲深く、人々、特に貧しい人々の気持ちを理解していました。ですから私にとって、私たちにとって彼は最高の人です。」

長らく健康状態が悪化していたアルゼンチンの法王は、カトリックの暦で最も重要な時期であるイースターに出席するという医師の指示に反抗した。


Bangladesh News/Financial Express 20250426
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/huge-crowds-at-vatican-ahead-of-popes-funeral-1745597491/?date=26-04-2025