ジャマート、投票所のCCTV設置にEUの支援求める

ジャマート、投票所のCCTV設置にEUの支援求める
[The Daily Star]バングラデシュのジャマーアト・エ・イスラミは昨日、来たる総選挙に備えてすべての投票所にCCTVカメラを設置するために欧州連合の支援を要請した。

同党はまた、大統領と首相の権力バランスを維持し、誰も首相を2期以上務めることができないようにすることについての立場をEUに伝えた。

ジャマート・アミールのシャフィクール・ラーマン博士は、同党の中央事務所でマイケル・ミラーEU大使との表敬訪問中にこれらの問題を伝えた。

質問に対し、会合に出席していたジャマート副幹事長のエフサヌル・マフブブ・ズバイル氏は、同党は第13回議会選挙の各投票所にCCTVカメラを設置することに関してEUの支援を求めたと述べた。

「EUチームは、国民投票の時期に関する我々の立場を知りたがっていた。我々は必要な改革を完了した後に投票を実施したいと伝えた」と彼は付け加えた。

会合後、ジャマーアトのナエブ・エ・アミール氏と元国会議員サイード・アブドラ・モハマド・ターヘル博士がメディアに説明した。

タヘル氏は、協議の中で、EU当局はバングラデシュの民主主義、女性の権利、少数派の権利、そして同国の主要輸出産業である衣料品産業に対するジャマート側の立場を知りたがっていたと述べた。

「これらの問題に関する我々の立場を明確に伝えることができた」と彼は述べた。

同氏は、EUに対し、次回の選挙に選挙監視団を派遣するよう要請したと述べた。

女性改革委員会の勧告に関して、ジャマートはEUに対し、性労働者に免許を与えることは女性の尊厳と権利を著しく損なうことになると述べたが、タヘル博士によると、EU代表らはこの点に同意したという。

EU側はまた、ジャマートが会員の43パーセントが女性であると主張していることを好意的に受け止めた。


Bangladesh News/The Daily Star 20250428
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/jamaat-seeks-eu-assistance-cctv-polling-centres-3881611